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佑ちゃん特需に沸く日本ハム本社&出版社

 今や国民的スター並みだ。日本ハムのゴールデンルーキー・斎藤佑樹株が天井知らずで高騰している。日本ハム本社の株が急上昇しており、佑ちゃん本がバカ売れしているというのだ。

 ドラフト会議後の11月2日に928円だった日本ハム本社の株価が、今月22日の終値は1078円。わずか20日間で150円高になっている。斎藤の活躍で早大が50年ぶりの早慶優勝決定戦を制してから状況が一変したという。11月18日、明治神宮大会でも初優勝を飾り、斎藤が胴上げ投手になると、1000円の大台を突破した。
 日本ハム球団だけでなく、本社の株価を高騰させる佑ちゃん特需まで起こったのだから、驚くべき経済効果と言える。ドラフトで4球団競合した斎藤の当たりクジを引いた藤井純一球団社長の姿がTシャツになったり、その後もなにかと藤井社長がマスコミに露出するなど一躍ヒーロー扱いされるのも当然だろう。
 「来春はさらにチームが盛り上がる。日本ハム本社の製品、業績も期待できる」。証券会社関係者はこう太鼓判を押しているという。過去に03年オフ、新庄剛志がメジャーから日本球界復帰、日本ハム入りした際に日本ハム球団出資会社の株価が軒並み上がったことがあるが、斎藤経済効果は新庄を上回るものになるだろう。

 出版不況といわれる出版界にも佑ちゃん人気が波及しているからだ。母・しづ子さんが11月30日に出版した『はばたけ佑樹』がバカ売れしている。斎藤の少年時代、大学生活の苦悩などをつづったこの本は、初版1万部という異例の扱いだったが、重版が決まったのだ。ベストセラー作家以外は、初版5000部が相場になっている出版不況の時代に、考えられない売れ行きだ。
 しかも、07年3月に出版した、両親が子育てをつづった『佑樹』までが再び売れ始めているという。この本は、2006年夏の甲子園大会決勝戦で駒大苫小牧・田中将大との再試合を制して優勝したのを受けて出されたが、プロ入りで佑ちゃん人気が再爆発。売れ始めたのだ。
 止まることを知らない斎藤狂騒曲に「ミスター以来の国民的スーパースターだ」と、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の再来だという声まであがっているが、それは早計だろう。「神宮のスーパースターだった長嶋が巨人に入ったおかげでプロ野球はメジャーになり、国民的なスポーツにまでなった」と、球界OBたちが口を揃える。
 当時は、「六大学の人気はプロ野球をはるかにしのいでいたからね」と、長嶋氏は述懐する。六大学のスーパースター・長嶋茂雄人気がプロ野球人気を爆発的に引き上げたのだ。今の斎藤にはそこまでの集客力はないだろうし、実力も足りない。長嶋氏はルーキーイヤーにいきなり本塁打王、打点王の二冠王に輝いている。
 斎藤の場合は、人気にどこまで実力がついていくかが勝負になる。が、沖縄・名護キャンプ、オープン戦までは間違いなく斎藤佑樹旋風が吹き荒れる。

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