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全日本プロレス 武藤敬司が天才的閃きでブッチャーを骨抜きに

 全日本プロレスの武藤敬司社長と、“黒い呪術師”アブドーラ・ザ・ブッチャーが5日、都内のスタジオでバラエティー番組に共演。「2007世界最強タッグ決定リーグ戦」で激戦を展開する両者にとって束の間のリフレッシュとなった。しかし、その一方で早くも優勝戦を見越して“天才”武藤は先制攻撃。“ニンジン作戦”を敢行した。
 キューブとポニーキャニオンの共同制作により、キー局を持たない地方番販型で、全国22局ネットで絶賛放送中の「ホレゆけ!スタア☆大作戦」で共演した2人。
 番組では、プロレスファンの古田新太や生瀬勝久らと「ジャイアント馬場大喜利」やテーブル破壊など大暴れ。とりわけ元気だったブッチャーにすかさず武藤は「この現場の方がアクションがすごいのでびっくりしたよ。普段はあんなに動いてないからね」と先制“口撃”を放った。するとブッチャーは「6時間立ったり座ったりの繰り返しで疲れた。神戸ビーフを食わせろ」と武藤に“ニンジン”をおねだりだ。

 その後も幾度となく「神戸ビーフ」を連呼するブッチャーに、武藤は「今から大阪に行くから神戸ビーフをご馳走しないと」と渋々了承した。
 しかし、そこは武藤の“天才”たるゆえん、「決勝で当たるかもしれないから、神戸ビーフをワイロにするよ」とブッチャーの買収に乗り出した。眼前に大好物の神戸牛という“ニンジン”をぶらさげ、「神戸ビーフのために戦う」とブッチャーを骨抜きにした。
 天才は常に先を見越している。「10点以上か未満で違ってくる」と優勝戦進出ボーダーラインを予測する武藤。現在9点でトップの武藤組だが、残り2大会を残してブッチャー組8点、小島聡組8点、西村修組7点、佐々木健介組6点と混戦状態が続いており、最終戦の大阪大会で優勝戦進出決定戦が行われる可能性もある。その時に、ブッチャーから“神戸牛の恩返し”を見すえている。
 「応援してくれる人がいて、明日への活力になるよな。そのためにも優勝しないと」とあらためて優勝を誓った武藤。いよいよ佳境に突入する最強タッグだが、この日放った天才のひらめきが最後に功を奏するかもしれない。武藤組が優勝に向けて磐石の構えだ。

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