TV放送が今年で22周年目に突入した長寿アニメ『忍たま乱太郎』。その中でも、アラサー女子の初恋は「土井先生」だったという程に土井半助こと、土井先生の人気は高く、“初恋泥棒” “初恋キラー”の異名を持つ。『忍たま乱太郎』の公式サイトにて行われた人気投票「初春の陣」では、投票方法が「下級生」「上級生」「忍術学園」「その他」の4つのグループに分かれていたのだが、「忍術学園」部門で一位、総合でも第一位を獲るほどにその人気は根強い。更に余談だが、最近の視聴者の初恋は、6年は組の善法寺伊作である。「優しいお兄さん」というとこが土井先生に似ている。
忍術学園では、主人公・乱太郎、きり丸、しんべヱら、一年は組の教科担当教師で25歳独身。個性豊かでトラブルメーカーな同クラスを神経性胃炎に悩まされながら、一生懸命指導するなど、非常に面倒見の良い性格である。顔も良く、公式キャラクターブックによると175cmで当時で言えば中々の長身で、忍術学園教師というちゃんとした定職にもついている。そう、土井半助は絶対モテる。だが作中で彼女がいるような描写はない。それもそのはず、日中は朝から晩まで一年は組の良い子達の面倒を見て、自宅に帰れるのは長期休暇だけであり、その休暇でさえ行くところがない自分の生徒、きり丸を住まわせているのだ。TVシリーズでのきり丸の発言曰く、土井先生は意外とプライベートは話さないとのこと。確かに自分の生い立ちを自ら触れたのはTVアニメ第19シリーズ・第90話「土井先生ときり丸の段」のみである。
本題の土井先生の口説き方であるが、着物を洗う暇もなく髪は痛んでおり、髪結いである・4年は組のタカ丸には「髪の手入れが悪すぎる」と怒られていたなど、身の回りのことがあまり出来てない様子。ついてはそこに付け入るのが良いだろう。土井先生は普段は生徒達のことで頭がいっぱいなので、さりげなく身の回りの世話を焼いてあげるのが良い。ただし、前述の通り彼はオンとオフは分けるタイプなので最初は断るし、心を開かないだろう。また自身の生い立ちもあり、プライベートの彼は割とドライな性格だと察する。よって徐々に話を聞いてあげて、癒しになってあげよう。
しかし、土井先生が天性の面倒見が良い性格で(そうな気がする…)プライベートでも面倒を見るのが好きなのならば、長期休暇で共に生活をしているきり丸みたいな自由でマイペースで、自分のアルバイトすら手伝わす奔放なタイプがいいかもしれない。もっともきり丸の場合は、第90話「土井先生ときり丸の段」にて発言していた『同じような育ち方をしているから』特に放っておけないのかもしれないが。だが、きり丸と一緒にいる土井先生はとても幸せそうである。
<結論>
話を聞いてあげて、天真爛漫に適度に振り回そう!
子供の頃土井先生が好きでした。20年以上たってもその魅力が衰えませんね! 土井先生役の関俊彦さんの声も素敵です。筆者も土井先生と同じで練り物が大の苦手なんですが、子供の頃よく「土井先生」と同じだね! と言われました。
(福山理絵)