まず、誰もが仰天させられたのが2002年の西村知美の世界記録樹立だ。西村は午後6時過ぎに「残り30km」だったが、1時間後の午後7時過ぎに「残り10km」に。これは世界記録を上回るペースとして、『24時間テレビ』の歴史の中でも伝説として語り継がれている。確かに生放送中にタレントが世界記録を樹立するなど、間違いなく感動的なシーンだ。
2006年にアンガールズが走った時は、沿道の観衆が握手しようとすると、日テレの職員が怒鳴り声をあげたシーンが動画共有サイトにアップされ、ネットで話題となった。「もちろん、スタッフはタレントを守らなければいけないですが、怒鳴られたのは年配の女性でした。この番組は“愛は地球を救う”ですよね? 愛がまったく感じられないシーンでしたね」(芸能ライター)。
正義の押し売りにうんざりしている視聴者でも、「今年はどんな事件が起きるのか? 」という目線で番組を見れば少しは楽しめるかも!?