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大相撲新弟子検査、志願者ゼロ 過去には仰天の合格法

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 大相撲名古屋場所で行う新弟子検査が、志願者ゼロのため取りやめとなった。2007年の名古屋場所以来、2度目となる。

 新弟子検査は力士を志す者が受験し、合格者は日本相撲協会に登録される。中学卒業以上で、23歳未満の人に受験資格があり、体格検査と内臓検査が課せられる。

 体格検査の合格ラインは身長167センチ以上、体重67キロ以上である。ただ、3月場所の場合、中学卒業見込み者は成長の可能性があるため、165センチ、65キロ以上となる。比較的ゆるい基準と言えるが、2012年3月場所までは身長173センチ、体重75キロ以上のハードルがあり、合格のためにさまざまな“裏ワザ”が使われた過去がある。

 「有名なところでは元小結の舞の海ですね。身長171センチと基準に足りなかったため、頭にシリコンを入れて合格し話題となりました。頭の皮膚と頭蓋骨の間に袋を入れ、そこにシリコンを少しずつ注入していきました。注入後、彼はめまいや不眠の症状に悩まされたそうです。現在は健康上問題があるとしてシリコン注入は禁止されています」(スポーツライター)

 シリコンばかりではなく、もっと原始的な方法も存在する。

 「兄弟子や親方に頭を殴りつけてもらい、たんこぶを作って背を伸ばす受験者もいたそうです。そのほか、眠っている時は身長が伸びると、寝たまま運ばれてきた受験者や、髪の毛を床山に盛ってもらい、背伸びをする受験者もいました。さらに体重を増やすために大量の水を飲む者もいたようですね」(前出・同)

 大相撲の世界でのし上がるには厳しい競争に勝ち抜かなければいけないが、競争は新弟子検査の時点から始まっているのかもしれない。

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