Aさんとの関係が浮上したのは3月末。滞在先のロサンゼルスから帰国後、『文春』の直撃取材に「後日、改めて話します」と答えたが、すでに2カ月が経過した。
「大手マスコミは事務所の力を恐れ、後追い取材を避けていますが、CMスポンサーはそういうわけにはいかない。すでにペナルティーを科しています」
とは広告代理店関係者。
渡辺が出演する主なCMは、大和証券と日本IBM、ヤクルトの3社だった。しかし大和証券は、サッカー日本代表試合のスポンサーということもあり、すでにウェブサイトから渡辺のCM出演映像を削除している。
「IBMは番組改編時期と重なったために停止。ヤクルトも撮影済みだったCMをお蔵入りし、急きょ大泉洋に変更して撮り直したんです。お蔵入りしたCMについては、真相がはっきりした時点で使うかどうか決めるようです」(同)
“不倫スキャンダル”の場合、本来であればスポンサーは違約金を請求してもおかしくないが、渡辺が沈黙しているためにお手上げ状態だという。
「『文春』にリークした人物は、自撮り写真も掲載されていることから、Aさん、もしくはAさんの周辺関係者と言われている。いずれにせよ、渡辺サイドはAさんにスキャンダルを否定させることで収束を図ろうとしたのでしょうが、一筋縄ではいかない相手だったということ。慰謝料の額で揉めたという話もあります」(夕刊紙記者)
渡辺を知るドラマ関係者はこう言う。
「今回のスキャンダルでも分かったように、渡辺は主演のミュージカル『王様と私』のニューヨーク公演をAさんに観に来いと言いながら、自費で来させるほど金にはシビア。というかケチなんです。高額な慰謝料を請求されれば話は難航しますよ」
渡辺は来年放送のNHK大河ドラマ『西郷どん』に、原作者の林真理子さんの指名で出演が内定していたが、そんな状態が続いているため暗礁に乗り上げている。
「離婚については、所属事務所会長が完全否定していましたが、乳がんで闘病生活を続ける南果歩との夫婦関係が悪化したことは間違いありません」(芸能関係者)
スキャンダルもハリウッドなみということか。