NHK関係者からは、「いまだに交渉は継続中」との声が聞こえてくる。「出演するかどうか」は関係者でもはっきりしていないというのが現実だろう。なぜ、最後に紅白でSMAPが歌唱できないのか、その理由は明らかであり、「決定的な分裂から同じステージに立つのが難しい」というものである。今回の解散騒動で、SMAPメンバーが負った心の傷は大きい。
しかし、メンバー間の関係性は別として、メンバーに共通しているのは、これまでのお礼をしっかりとファンの方にしたいという気持ち。NHKから、熱烈なオファーを受けていることで、何かしらの誠意を見せたいと考えていることは確かなようだ。
そこで、「何かはすべき」との考えから、5人そろってのコメント収録で、ファンに最後の挨拶をしようという案が浮上している。紅白放送途中にジャニーズメンバーが全員集まり、その中で、SMAPのメンバーが5人そろってコメントをする映像を流すというもの。コメントが流れ終わると、ジャニーズメンバーで、「世界に一つだけの花」を歌う演出だという。
「SMAPがこのまま、まったく出演しなければ、紅白側はメンツを潰されたことになる。歌わなくとも、実際にメンバーが来なくとも、何かしらSMAP関連の演出はしたいはず」(業界関係者)
果たして、紅白にSMAPが関わることはあるのか、大みそかが注目だ。