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アメリカでは銃による死亡者が年間3万人以上 映画を通してアメリカの銃問題をみつめる

 無くならない銃での死亡事故や殺人。アメリカが抱える銃問題を映画を通してみてみよう。

 コロンバイン高校、バージニア工科大学銃乱射事件、映画『ダークナイト・ライジング』上映中の銃乱射事件、そして日本人が犠牲になった日本人留学生射殺事件などアメリカでは銃が引き起こす悲しい事件や事故が毎日のように起こっている。そしてその銃による死者はなんと年間3万人以上にものぼる。
最近ではこのような銃による事件が起こるとケイト・ハドソンやキャメロン・ディアズなど錚々たるハリウッド・スターたちが銃規制を呼びかけるビデオを作ったりもしている。『エイリアン』シリーズのシガニー・ウィーバーは銃規制を訴えるために銃が出てくる映画は自身の出演はもちろん観ることすらしないという徹底ぶり。アメリカではこのように影響力のあるスターたちが日々銃規制を呼びかけているのだ。

 6月7日(土)に公開となる映画『トカレフ』も1発の銃弾から主人公の家族や過去を巻き込んでいくストーリー展開となっている。建設業者として成功する主人公のポール(ニコラス・ケイジ)の娘がある日何者かに誘拐され遺体で発見される。銃痕から娘の命を奪ったのはロシア製の銃、“トカレフ(TT-33)”だと判明する。その銃に聞き覚えがあったポールは自分の過去のせいで娘が殺されたと考え、当時の敵であるロシア・マフィアに復讐を決意。誰が実行犯で誰が射撃を命じたボスなのかを当時の仲間たちと探っていく。そしてポールは遂にマフィアのボスであるチェルノフが射撃を命じたのだと確信し、復讐を開始する。

 何のために娘は殺されなければならなかったのか? 一体なぜ。

 最後にその謎を突き止めたポールを観るとなぜ銃規制をするべきか観客も納得するであろう。

 アメリカが抱える銃問題をサスペンス・アクション映画を通して考えてみるのもいいかもしれない。

<ストーリー>愛娘の為に犯罪から足を洗い、妻と娘と幸せな生活を送っていたポール(ニコラス・ケイジ)。しかしその生活は一瞬にして地獄と化す。たった一発のトカレフの銃弾で最愛の娘が何者かに殺害された。途方もない哀しみは歯止めの利かない怒りへと変わり壮絶な復讐劇が幕を開ける。

配給:クロックワークス

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