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「えっ、こんだけ?」高梨沙羅53勝でも意外な賞金額 平昌“金”に立ちはだかる貧困の壁

 女子スキージャンプの高梨沙羅(20)の発言が注目されている。

 サマーグランプリで個人総合6連覇を達成。5カ月後に迫った平昌五輪に向け、国内外で合宿を行っていくとも話していたが、その間、“買い物オバサン”にもなるようだ。
 「オフに出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)での発言がクローズアップされています。司会の黒柳徹子に、国際試合での優勝賞金額を聞かれ、高梨は正直に答えたのですが、黒柳がその安さに仰天したほどです」(体協詰め記者)

 高梨は昨シーズン、ワールドカップ大会における最多勝利数の記録保持者となった。男女を通じ歴代1位の「53勝」をマークしたが、『徹子の部屋』で発言した通りであれば、賞金総額は2000万円に届いたかどうかといったところ。“栄光”が“大金”に直結しない“アスリートの宿命”だろう。番組では「大変ですねえ〜」と返されて終わりだったが、この話には続きがある。
 「高梨は東京で一人暮らしをしており、基本的には自炊。食費もかなり切り詰めているんです」(関係者)

 冷蔵庫を開けると、フキや豆などの煮物がキープされている。おばあちゃんに教わったお手製とのことで、買い物も自分で行く。その買い物の仕方が、完全に“オバサン”なのだという。
 「閉店間際のスーパーに駆け込んで、値引きになった食材を狙い打ちしている(笑)。普通、20歳前後の女の子が立ち読みするのはファッション誌ですが、高梨の場合は料理本なんです。栄養学の勉強もしていて、値段はもちろんですが、食材に表示された産地や成分にも目を通し、鶏ササミに梅肉やチーズを挟んだものなど、手の込んだおかずを作っているそうです。海外合宿でも、閉店間際のスーパーに飛び込んでいますよ」(同)

 アスリートにとって、食生活の管理は欠かせない。庶民的な買い物には好感が持てるが、高梨には五輪後にやってみたい夢があるそうで、「値段を気にせず、お寿司をお腹いっぱい食べたい」と言う。以前、体重不足で失格になったのは、賞金不足からくる空腹が原因か?
 北海道上川郡上川町は「ラーメン日本一」を堂々とPRしている。実はここが高梨沙羅の出身地だ。大好きなラーメンをお腹一杯食べさせてあげたい。

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