「誰が呼んだか業界では彼女のことを“ミラクル三久”と呼びテレビマンらが殺到している。3年後は間違いなくフリーでトップに立っているはず」(放送作家)
テレビ界に衝撃が走ったのは5月23日のこと。ビデオリサーチ社から送られてくる前日22日の番組視聴率表を見て誰もが腰を抜かしたという。
「22日にOAされた地上波放送の中で2番目に高視聴率を取ったのが23時15分から始まったテレビ朝日の『マツコ&有吉の怒り新党』。視聴率は驚きの13.3%です。何がミラクルかって? 放送された時間帯ですよ。テレビ界でこれまで王道といわれてきたゴールデン&プライム帯(GP・19時〜23時)よりも遅い深夜帯で放送された番組が高視聴率を叩き出したんですからね」(編成マン)
ちなみに、22日のトップは21時に放送された『明石家さんまのホンマでっか!?TV』(フジテレビ)で視聴率13.6%。他はドラマ『家族ゲーム』(同)が12.9%、『報道ステーション』(テレビ朝日)の11.6%といった具合だ。
「『マツコ&有吉の怒り新党』の番組制作費は1本あたり約500万円。GP帯のバラエティー番組は1本あたり最低2000万円以上。これだけでも驚きですが、業界関係者の注目を集めたのは番組の分計表です。番組視聴率がどこで上げ下げをしたかが1分単位で示されている。実は、番組視聴率に一番貢献したのが、番組のメーンMCを務めるマツコ・デラックスや有吉弘行ではなく夏目だった。夏目が映ったり喋るたびに視聴率の分計がグーンと跳ね上がる」(事情通)
'09年のコンドーム写真流出騒動で誰もが夏目の女子アナ生命は終わったと見ていたが、見事V字復活。
「ギャラもGP帯で1本当たり200万円台の大台に乗る可能性も出てきた」(キー局編成幹部)
“女みのもんた”なんて呼ばれる日は近いかも。