かつて、エース候補だった夏目アナは、ベッド上でコンドームを持って寝そべる写真が流出し、その騒動が原因で11年1月に日テレを退社。その夏目アナは、13年4月に鈴江アナが産休に入る代理として、『真相報道バンキシャ!』の司会で2年3カ月ぶりに日テレ復帰した。夏目アナが大手芸能プロ所属ということでトップダウンの起用だった。
そして、日テレの女子アナの間で、長年“女帝”として君臨し、“恐怖政治”を行ってきた木村優子アナウンス部長が14年6月から、子会社に出向になった。この影響は大きい。
「夏目アナは古巣へ復帰したものの、自分のことを強烈にこき下ろしていた木村アナの目を恐れ、日テレの出入りにビクビクしていた。しかし、6月で木村アナは出向。夏目アナは『どんどん日テレの仕事を増やしてください』と自信満々に口にするようになった。売れっ子だし、日テレ社員時代よりアナウンス技術は格段にアップしているし、日テレの番組出演は増えるでしょう。一方で、ため息をつくのは鈴江アナです。過去のトラウマがぶり返しています」(日テレ関係者)
鈴江アナの過去のトラウマとは何か。日テレは07年に開局55年を記念し、鈴江アナ(03年入社)、葉山エレーヌアナ(06年入社)、夏目三久アナ(07年入社)の3人でユニット『go!go!ガールズ』を結成させた。
「このユニットについては成功でしたし、3人も仲がよかったのは確かです。鈴江アナは当時、報道番組『NEWS ZERO』のキャスターをしていたように実力は抜群。ミス慶應に輝いた美貌とスタイル。夏目アナにも体調管理、表情の作り方などをいろいろと指導し、ときには厳しく叱ったりもした。夏目アナのことを妹のようにかわいがった」(同)
しかし、仲がいいのとは別に、夏目アナと共演すればするほど、鈴江アナが自己嫌悪に陥ったというのだ。
「夏目は168センチでスラッとした体型のうえ小顔。モデルみたいです。それで、鈴江アナが夏目アナの隣に並ぶのを断固拒否するようになったんです。鈴江アナは『私の顔がでかく見える』と泣いた。美人と評判の鈴江アナがコンプレックスを持ってしまうほど夏目アナは小顔。しかも、鈴江アナは身長162センチで、夏目アナより6センチ低い」(同)
鈴江アナはずっとダンスをやっていたから踊りも抜群。『go!go!ガールズ』の結成時に、本来はエースの鈴江アナがセンターになるはずだった。
「鈴江アナの意向を汲んで、ユニットで並んで撮影する場合、夏目がセンター。夏目アナを前に出し、鈴江アナと葉山アナは後ろ。鈴江アナいわく、真横に並ぶより顔の大きさが分からないから、だそうです。そのため、当時は新人であったにも関わらず夏目がセンターになった。夏目アナは『私は新人なので』と、センターを断ろうとしたけど、鈴江アナの主張が通った」(同)
そういう強烈なトラウマがあったが、夏目アナの退社で鈴江アナはトラウマから解放されたはずだった。ところが、鈴江アナの産休で、夏目アナが後釜に。そして、木村アナの出向により、夏目アナの日テレレギュラーが増えそうな状況。鈴江アナは夏目アナとの共演の日が来るのを、怖がっているという。