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さんまとキムタクが大親友になれたのは“墓場ネタ”のおかげ?

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明石家さんま

 元日に放送された明石家さんまと木村拓哉による特番「さんタク」(フジテレビ系)は、吉田拓郎やセカンドライフの話題で大いに盛り上がった。同番組は、親友の2人で03年にスタート。生放送やゴールデン特番などさまざまな形態を経ているが、定番は正月の夕方だ。

 2人の出会いは、02年に放映されたドラマ「空から降る一億の星」(同)。さんまは初の月9。木村は、女性誌「an・an」の恒例アンケート「好きな男ランキング」で前人未到の15連覇を達成した時期だった。“好感度芸人”さんまを憂慮して、同枠で異例のダブル主演となった。

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 ある日の撮影は、刑事役だったさんまが乗車する木村の横に立って、「おまえが犯人やな」というシーンだった。そこでわざと、「おまえ男前やなぁ」と言ってNGを出したさんま。現場を楽しくするためのリップサービスであり、美しすぎる木村の顔を見て思わず出た本音だったと、後日語っている。

 「ドラマの撮影中に2人は、空き時間もしょっちゅう一緒にいました。オフ時に仲が良くなったようですが、それには理由がありました。『ひとつだけ秘密を言い合おう』と、本当にガチすぎる体験談を言い合ったのです。それが過ぎる“墓場ネタ”だったらしく、以降どちらかが信頼を損なうようなことをしたら、“あのネタ”をバラすと約束しているそうです」(テレビ誌のエディター)

 さんまは木村から、「おじき」や「親戚のおじちゃん」と呼ばれている。さんまは木村が妻の工藤静香と知り合う前から双方を詳しく知っているので、デキ婚したあとは家族ぐるみの付き合いになった。

 「長女のCocomiさん、次女のKoki,さんが幼いころは、木村さんが自宅に招く友人をかなり絞りました。そんなときでもさんまさんは、木村家に出入り。ある夜、地元の和歌山県からトコブシという貝の煮付けが届けられてきたので、タッパーに入れて木村家に届けに行きました。事前に連絡を入れていたのに、玄関チャイムを何度鳴らしても無反応。なんでも、玄関モニターに映るさんまさんが面白すぎたので、家族全員で笑い転げて見ていたそうです」(前出・エディター)

 自他ともに認める“心友”になって20年が過ぎた。この間にSMAPは解散して、Cocomiは成人を迎え、さんまは還暦を過ぎた。2人の関係は未来永劫。木村は、さんまの老後の面倒を見ると公言している。

(伊藤由華)

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