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24歳男、駅の窓ガラスを割り待合室に侵入し逮捕 「寒かったので」と供述、酒に酔っての犯行か

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画像はイメージです

 京都府京丹後市峰山町で、駅の窓ガラスを割り待合室に侵入したとして、同網野町に住む24歳の自称建設作業員が逮捕された。

 ​>>駅職員、寝坊してシャッター開けが28分遅れる 6人が乗車できず、2人が駅から出れずの事態に<<​​​

 男は3日午前3時半過ぎ、京丹後市の京都丹後鉄道峰山駅の待合室に窓ガラスを割って侵入した疑いが持たれている。男は当時酒を飲んだ帰りだったそうで、「寒かったので中に入ろうとして消火器で割ったんだと思う」と他人事のような供述をしている。どうやら飲酒をして酒に酔い、犯行に及んだということのようだ。

 酒に酔った人物による駅での暴力事件はかなり多く発生している。JR各社と東京都、横浜市、名古屋市などの交通局他で組織される日本民営鉄道協会が2020年7月に発表した「鉄道係員に対する暴力行為の件数・発生状況について」によると、2019年度に発生した駅係員や乗務員などが被害にあった暴力件数は36社局で581件。前年度は35社局で630件となっており、件数自体は減少傾向にある。

 しかし、581件のうち、加害者が飲酒していたケースは61.3%となっており、前年度の53.3%をかなり上回る割合。2020年度は新型コロナウイルス感染拡大による自粛の影響で暴力件数は大幅に減少するものと見られるが、飲酒者の割合は増加する可能性もある。京丹後市の事件など、信じられない事件が発生している状況を見ると、心配になってしまう。

 今年は忘年会を開催しない会社が多くなるものと見られるが、ストレスの溜まる生活が続く中で、鬱憤晴らしで飲んで気持ちが大きくなり、凶悪な暴力件数に発展する可能性も否定できない。飲酒者のモラルが問われている。

記事の引用について
鉄道係員に対する暴力行為の件数・発生状況について
https://www.mintetsu.or.jp/association/news/749f5e32dfebafc863860da2f4323a72d8349069.pdf

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