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『スーツ2』最終回、2回のビンタで“全てを許し”物議?「すぐ嘘受け入れるって理解できない」の声も

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新木優子

 月9ドラマ『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)の最終回第15話が19日に放送され、平均視聴率が8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第14話の8.5%からは0.3ポイントのダウンに。全話平均視聴率は8.5%になった。

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 最終回は、チカ(鈴木保奈美)が『フォルサム食品』訴訟に、世界3大ファームの一つで圧倒的な資金力を誇る『ダービー総合法律事務所』の力を借りるつもりであることを甲斐(織田裕二)に告げる。ほどなく、『ダービー総合法律事務所』から担当者がやってくるが、現れたのは甲斐のハーバードロースクールの後輩で、元恋人でもある綿貫紗江(観月ありさ)で――というストーリーが描かれた。

 最終回では、視聴者が長らく注目していた大輔(中島裕翔)と真琴(新木優子)の関係にも決着がついたが――。
 「長らく両想いで、シーズン2で1度は結ばれた2人でしたが、大輔が自身が弁護士資格を持っていないことを話すことができず、別れることに。その後、大輔が元恋人の既婚者と不倫し、それを真琴に目撃されたりなどしましたが、最終回では『あなたは嘘と秘密ばかりで私と向き合おうとしない』と責めた真琴に対し、大輔は『ハーバードのロースクール卒じゃない』『俺は弁護士の資格を持ってない』とあっさり告白。秘密を明かすと甲斐にも迷惑が掛かるため、真琴にもバラさないよう玉井(中村アン)にも釘を刺されていた大輔ですが、勢いのままのこの暴露に視聴者からは『言っちゃうの…?』『後先考えないで責められて感情任せに言っちゃったとしか思えない』といった困惑の声が上がっていました」(ドラマライター)

 また、その後の展開にもツッコミが集まっていた。
 「この告白には当然真琴も激怒し、『私はあなたに憧れてたんです! 鈴木先生みたいな弁護士になりたいと思ってずっと背中を見てたのに』と大輔を2回ビンタした真琴でしたが、大輔が『俺は君に釣り合う男じゃない』と嘆くと、真琴は『私は話してほしかっただけです』と言い、2人はなぜか熱くハグ。後日、『今後はもうお互いに隠し事はなしということで』と約束しており、どうやら交際を再開させた様子を見せていました。しかし、視聴者からは『これで仲直り…?』『キレ方の意味が分からないし、なんですぐに受け入れられるの?』『話して欲しいって言って話したらキレてビンタして、すぐその嘘受け入れるって理解できない』という声が多く集まる事態に。2クール分時間を使ったのにも関わらず、最終回の短時間でまとめられた2人の結末に疑問の声ばかり集まってしまいました」(同)

 多くの視聴者が2人に注目していただけに、整合性のなさに批判が出てしまったようだ。

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