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「刑務所に戻りたかった」67歳男、バイクに放火して逮捕 身勝手な動機に怒りの声

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画像はイメージです

 神奈川県横浜市神奈川区のマンション駐輪場に止めてあったバイクに火をつけ燃やしたとして、67歳の男が逮捕されたことが判明。その行動に怒りの声が上がっている。

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 男は2日午後8時頃、神奈川区鶴屋町のマンション駐輪場で、止められていたバイクに火をつける。すると、バイクからバイクへと燃え広がり、自転車も燃やす。結局、バイク5台、自転車9台を焼損。その後まもなく、男は近くの交番に出頭。建造物等以外放火の疑いで逮捕された。

 逮捕された男は、この日に窃盗の罪などでの服役を終え、出所したばかりだったことが発覚。取り調べに対し、「刑務所を出たばかりで身寄りがなく、今後生活していく自信がなかった」「また罪を犯して刑務所に戻りたかった」と、刑務所に戻るため故意に罪を犯したことを明かしている。

 本来、「絶対に戻りたくない」と考えなければいけない刑務所に「戻りたい」と考えて多くの人に迷惑をかけた今回の事件に、「刑務所が機能していない。食事を提供するのを止めたらどうか」「塀の中よりシャバのほうが世知辛いなんておかしい。出所する人間の就業支援ができないものか」「今回は死者が出なかったけど、今後無期懲役になりたいと言って凶悪犯罪に手を染められてはたまらない。刑務所のあり方を見直すべきだ」と、刑務所の現状について疑問の声が上がる。

 一方で、「衣食住が揃っている刑務所に戻りたい気持ちはわかる」「働かなくてもある程度飯が食えるし、安心感もある」と、男の気持ちを理解する声も出た。

 どんな理由があるにせよ、「刑務所に戻りたいから犯罪をする」行為は非常に危険であり、凶悪犯罪に繋がりかねない発想。今後、同種の人間が出ないよう、刑務所のあり方や再犯者への厳しい刑罰、そして就業支援など施策を考えなければいけない。

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