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巨人・原監督に「そこまでやるか?」 格下相手にも容赦ない攻勢をせざるを得ないワケ

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原辰徳監督

 「そこまでやるか!?」

 原巨人が同点に追いつき、逆転にも成功した3回表、ネット裏で戦況を見守っていたプロ野球解説者や他球団のスコアラーたちがそうこぼしていた。

 先発・菅野智之は開幕から12連勝で球団新記録達成、通算99勝目。100勝に到達すれば、平成生まれでは第一号となる。しかし、そんな絶好調のエースよりも関係者が着目していたのは、同日の原采配だった。

 「出塁した走者を次々と走らせ、3番の坂本にまでエンドランのサインを出しました。貪欲に1点を取りに行く野球です。こんな言い方は失礼になるが、(対戦チームの)広島の先発は遠藤ですよ。高卒3年目でまだプロで通算3勝しか挙げていません。格下のピッチャーを相手にチーム総出でツブシに掛かっていくような…」(プロ野球解説者)

 同試合で先に失点したのは菅野の方だったが、巨人打線が広島・遠藤を捉えるのは時間の問題と見られていた。なのに、原辰徳監督はバントエンドラン、ヒットエンドランなど機動力を絡めた作戦に出て、一気に試合主導権を握った。「格下相手にそこまでやるか?」の声が出たのも当然だろう。

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 同日、原監督はモニターによる共同取材も断っているので詳細は分からない。しかし、こんな声も聞かれた。

 「日本シリーズを意識しているのだと思う。特にソフトバンクが出てきた場合、千賀を始めとする好投手を相手にしなければなりません。長打での得点は望めないので、機動力を絡めた攻撃に活路を見出そうとしているのだと思います」(前出・同)

 マジックナンバーも点灯している以上、その先にある日本シリーズを意識したとしても、おかしくはない。決して早すぎることもない。とは言え、巨人ベンチを見ていると、はしゃいでいる感はしない。むしろ、勝ち続けるに従って、口数も少なくなってきたような印象だ。

 「菅野は試合後のインタビューで勝ち続ける重圧を口にしました。主力選手の疲労がピークに達しており、もし菅野で試合を落とすようなことになったら、チームが連敗する可能性もあります」(ベテラン記者)

 10連戦の初日でもあった。菅野が初戦を落としていたら、ヤバイことになっていたかもしれない。また、菅野は初回に失点することが多い。連勝記録の重圧とも戦っており、前半戦で見せた完投を意識したピッチングスタイルではなくなった。

 「連戦が続くので、長いイニングを投げさせたくないようです。救援投手陣も連日の登板で疲労が蓄積していますが」(前出・同)

 格下相手にえげつない攻撃を仕掛けたのは、「日本シリーズを見越して」ではなく、主力選手がバテる前に早く優勝を決めてしまいたいと思ったからではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)

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