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古市憲寿氏、『とくダネ』での大麻巡る発言が物議 以前はスノボ国母和宏擁護も

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伊勢谷友介

 大麻所持の疑いで逮捕された俳優の伊勢谷友介容疑者について、多くの著名人がワイドショーやSNSを通じてコメントしている。
 人気俳優だっただけにその余波はすさまじく、連日伊勢谷容疑者関連の報道が続く事態に。出演していたドラマ『未満警察ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)は、遅れて放送される地域で最終回の放送が中止となっていた。

 ​>>「芸能人に薬物検査を!」伊勢谷容疑者逮捕を受け梅沢富美男が激怒「お前らいい加減にしろよ」<<​​​

 しかし、この事件について、『情報プレゼンターとくダネ!』(フジテレビ系)に出演している社会学者の古市憲寿氏の発言が物議を醸しているという。
 「古市氏は、逮捕の翌9日放送の同番組に出演し、今回の事件について、大麻はGHQが禁じたという歴史を踏まえつつ、当のアメリカでは多くの州で合法化が進み、医療用大麻も各国で解禁される中で、『日本だけが大麻使った人を極悪人のようにこうやって裁くみたいなことが、果たしていいのかっていうと、そろそろ時代に合わなくなってきているのかなって気がどうしてもしちゃいますね』と、大麻を深刻な犯罪として扱うことを疑問視。今後について、『いずれはブラックマーケットにお金を流さないように、どうバランスを取っていくのかという議論になっていくのでは』と大麻への認識が変わっていくと分析していました。しかし、他国での取り扱いはともかく、日本で大麻所持が犯罪であることは事実。『時代遅れだから極悪人扱いしないっていうのは変』『法律破ってるんだから責められるのは仕方ない』『その分暴力団にお金が流れてる危険性を何で考えないのか?』といった疑問の声が殺到していました」(芸能ライター)

 大麻への擁護とも取れる発言は、これが初めてではないという。
 「実は、19年11月にスノーボード元五輪代表の国母和宏氏が逮捕された際も、古市氏は常習性のある覚せい剤と大麻は違うと指摘しつつ、『大麻ってアメリカの多くの州やヨーロッパの国で合法化されていて、世界の流れは明らかに、大麻は犯罪ではあるけれども摘発までしなくてもいいんじゃないかっていう流れですよね』と今回と同じような擁護をし、反発の声を集めていました。その記憶が残っている視聴者も多かったようで、今回の発言に対し、『それ何回も言うけど、吸える国に行けばいいのに我慢できず吸うってことは常習性があるからでしょ?』『何度も世界の流れっていうけど、日本の流れは普通に摘発することだよ』といった呆れ声も集まっています」(同)

 大麻所持という犯罪と、大麻解禁の議論は別の話。多くのコメンテーターが「法律違反」という部分に着目して発言している中、古市氏の発言は毎回疑問の声を集めてしまうようだ。

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