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マジック点灯間近! 巨人・原監督、“伝説超え”も時間の問題? 父譲りの信念も好調の原動力か

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原辰徳監督

 この13連戦の重要さを、本当に分かっているのだろうか。川上哲治さんの「生誕100年記念試合」として開催された9月1日のDeNA戦、巨人が今季2度目のサヨナラ勝ちを収めた。

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 チームは3連勝、先発・菅野智之には勝敗はつかず、開幕10連勝は次回まで持ち越しとなったが、シーズンの折り返しとなる60試合目で「貯金15」。2位・阪神、3位DeNAともに「貯金2」という状況を考えると、もうそろそろ、アノ心配をしなければならない。

「セ・リーグ他球団の勝敗も影響してきますが、今月中旬にも巨人にマジックナンバーが点灯します。早ければ、来週にも…」(TV局スポーツ部員)

 今季のセ・リーグは、クライマックスシリーズ(以下=CS)がない。リーグ優勝が決定した時点で、残り試合は消化ゲームとなってしまうのだ。プロ野球解説者が巨人独走の勝因をこう説明する。
「原辰徳監督の采配ですよ。そこは素直に認めるべき」

 その一例がチーム打率だという。巨人は2割5分9厘でリーグ3位。主砲・岡本和真が本塁打、打点のトップに立っているが、打率10傑の中に一人も選手が入っていないのだ。投手陣にしても、そうだ。菅野、戸郷翔征は順調に勝ち星を積み重ねているが、3番手以降はイマイチ。「チーム力」「選手層」という点では、DeNA、阪神、広島の方が「上」と見ていい。それでも、独走態勢となった勝因は、原監督の試合展開を読む力と、控え選手を巧みに使う采配にあるというのだ。

 「代走のスペシャリストともなりつつある増田大輝を試合中盤で出し、そこで勝負を決めたこともありました。クローザーの経験もある中川皓太も同様です。試合の流れを読む力と、選手の長所を引き出す采配はさすが」(前出・同)

 監督の采配でチームを強化した例を挙げるとすれば、やはり、野村克也氏が思い出される。組織全体の力を高め、選手個々の成長させていく手腕は多くの著書として発表され、それは、ビジネスの分野でも好評を博している。

 「基本的に、原監督は自著を出したくないと考えています。原監督を扱った書籍や、プロ野球解説者、OBが自著を出す際、自分の話が扱われるのなら、全面協力するという姿勢なんですが…」(球界関係者)

 原監督の母校・東海大学の関係者によれば、その理由は父・貢氏にあるそうだ。氏は「自らペンを執って」ということをしなかった。かなり前の話になるが、原監督は断れずに自著を出している。第一次政権、二次政権初期のもので、以後、野村氏のように「積極的に」とはならなかった。

 巨人史上、もっとも勝利数の多い指揮官は川上哲治氏の1066勝。そのメモリアル・ゲームを制し、原監督の通算勝利数は、1060勝となった。“伝説超え”は、時間の問題だ。原監督の「勝負どころを読む感性」には、やはり興味がある。セ5球団の監督には消化試合をなくすためにも奮起してもらいたいものだが、原野球への評価は高まるばかりだ。(スポーツライター・飯山満)

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