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巨人・広島が一触即発の睨み合い! “因縁の相手”山口に會澤が激昂、和解まで1年以上を要した“警告試合

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画像はイメージです

 新型コロナウイルスの影響により、5月に入っても開幕延期が続いている今シーズンのプロ野球。本来の予定であれば5月最初の3連戦(1~3日)として、セ・リーグでは巨人対広島(東京ドーム)、DeNA対中日(横浜スタジアム)、阪神対ヤクルト(甲子園)のカードが行われていたはずだった。

 中でも、昨年のリーグ王者巨人と一昨年まで3連覇を果たした広島の一戦はかなりの盛り上がりを見せていたことが濃厚。2年前にも5月最初の3連戦で対戦している両軍だが、その時には球場が別の意味で盛り上がる事件が起きている。

 舞台となったのは、2018年5月1日に行われた巨人対広島(マツダスタジアム)の一戦。同戦の巨人先発・山口俊(現ブルージェイズ)は立ち上がりから制球が定まらず、2回までに4四球。また、広島・會澤翼には死球も与えていた。

 3回にバティスタ、鈴木誠也に2者連続本塁打を浴び同点に追いつかれた山口は、なおも迎えた1死一、三塁の場面で打席の會澤に2打席連続の死球を与えてしまう。すると、會澤は死球を受けた瞬間にバットを投げ捨て、「オイッ!」と叫びながらマウンド上の山口に詰め寄った。

 會澤の動きを見て、主審、鈴木、巨人・マギーの3名が真っ先に制止へ。それに続くように他の選手も守備位置やベンチから一斉にマウンド付近に集まり、両軍入り乱れ一触即発の状態となった。両軍は1分ほどにらみ合いとなった後、殴る蹴るの乱闘には至らずベンチに戻ったが、これを受けた主審は両軍に「警告試合」を宣告した。

 「警告試合」とは、試合中に乱闘やにらみ合いなどが起こった際、審判団がその後に選手への死球やスライディングなどの報復行為が行われる危険性があると判断した試合のこと。宣告された場合、審判は故意・過失にかかわらず、報復行為と判断できるプレーを行った選手やそのチームの監督に退場を宣告することができる。

 その後試合は再開されたが、山口は2死満塁から田中広輔に押し出し四球を与え勝ち越し点を献上。さらに、5回には1死一塁の場面で會澤にタイムリーツーベースを打たれ追加点を許すと、2死一、三塁では菊池涼介にもタイムリーを浴びここで降板。チームも「4-6」で敗れそれまで連勝が8でストップした。

 2度の死球がにらみ合い、警告試合に発展したのには、山口と會澤を巡る“因縁”も関係したとされている。2012年8月2日のDeNA対広島戦、會澤は当時DeNAの山口から顔面に死球を受け鼻骨を骨折。翌3日に登録を抹消され、一軍復帰を果たせないままシーズンを終えている。

 なお、後日山口が謝罪したものの両者には“因縁の相手”というイメージがつき、2019年11月のプレミア12で共に侍ジャパンに選出された際は「仲間割れ起こさないか心配」、「絶対に試合でバッテリー組ませたらダメ」というコメントも散見された。ただ、大会終了後に巨人のファンフェスタに参加した山口は、「(大会の)一番の収穫は會澤と仲直りしたこと。日本でもご飯に行ったりして完全に仲直りしました」と語っている。

 こうした一触即発の事態が起こるのも、試合が行われてこそのこと。今シーズンの開幕はまだ具体的な日程が決まっていないが、日程決定の目途が立つ日が来ることを願うばかりだ。

文 / 柴田雅人

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