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巨人・原監督の采配は理解不能? 「2ボールから代打に…」元巨人井端氏が語った裏話にファンも驚き

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原辰徳監督

 元プロ野球選手の井端弘和氏が、29日に自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。巨人・原辰徳監督について言及した。

 『セ・リーグ6球団の監督について語ります【巨人/横浜DeNA/阪神編】』というタイトルの本動画で、井端氏は巨人・原監督、DeNA・ラミレス監督、阪神・矢野燿大監督について現役時代の印象やエピソードを交えてトークを展開。その中で、現在巨人の指揮を執る原監督とのエピソードを語った。

 具体的な日時は明かしていないが、井端氏が巨人に移籍した2014年以降のとある試合中、原監督は井端氏と高橋由伸氏(前巨人監督)に対し「自分が監督のつもりで試合を見とけ」と言ってきたという。なお、原監督は2015年シーズンを持って監督を退任したが、井端氏と高橋氏は翌2016年シーズンからそれぞれコーチ、監督に就任している。

 原監督の言葉を機に、試合中に代打として出番を待つ間に「ここは俺だろう」、「ここは俺じゃない」と采配を考えるようになったという井端氏。ただ、原監督は井端氏が全く想定していない場面で代打を告げることもしばしばだったという。

 こちらも具体的な日時は明かしていないが、井端氏が一番驚いたと語ったのがとある試合で次打者が投手だった場面。原監督が投手をそのまま打席に立たせたことを受け、代打の準備をしていた井端氏はバッティンググローブを外しベンチへ。ところが、カウントが2ボール0ストライクになったところで原監督が一転して代打起用を告げたため、井端氏は慌ててバッティンググローブを着け直し打席に向かったという。

 「2ボールから代打に行くことが、有利なのか不利なのかは分からなかった」と笑いながら口にした井端氏。引退から5年が経過した現在でも、原監督の意図は読めていない様子だった。

 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上のファンからは「確かに原の考えは読めない。以前は突然変則シフトを指示したこともあったし」、「原監督の後に由伸監督、井端コーチになったのはもしかしてこの言葉も関係してるのか?」、「何で2ボールから代打なのか、相手投手を動揺させて四球をもぎとるつもりだったんだろうか」「監督復帰時にコーチに据えてないから、井端に采配考えさせたの意味なくない?」といった反応が多数寄せられている。

 現役時代に中日(1998-2013)、巨人(2014-2015)でプレーし、引退後は巨人(2016-2018)でコーチを務めた井端氏。2018年オフの原監督復帰と入れ替わるように巨人を退団し、現在は侍ジャパンで内野守備走塁コーチ、並びに編成戦略担当を務めている。

 今シーズンを含めて、巨人(2002-2003,2006-2015,2019-)で計14年間指揮を執っている61歳の原監督。井端氏とは2002~2003年、2006~2013年は敵同士だったが、2014年~2015年は味方として戦っている。

 巨人監督としてリーグ優勝を8回(2002,2007-2009,2012-2014,2019)、日本一を3回(2002,2009,2012)果たしている原監督。味方ですら読めない采配が、これだけの結果をもたらしてくれたのかもしれない。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA

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