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元ヤクルト・成瀬に「責任をなすりつけるな」の声 3シーズン所属の左腕、サインを巡る古巣捕手陣への“恨み節”に反発続々

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 1日に放送された『球辞苑』(NHKBS1)に出演した元ヤクルト・成瀬善久(現BCリーグ・栃木)。その成瀬の番組内での発言が、ネット上のヤクルトファンの間で物議を醸している。

 『球辞苑』はプロ野球に関連するキーワードを毎回1つピックアップし、現役・OBの証言やデータなどを交えて掘り下げていくという内容の番組。今放送のキーワードは変化球の一種である「チェンジアップ」で、実際に同球種を持ち球の1つとしている成瀬は握りや投げ方について身振り手振りを交えて解説した。

 問題となっているのは放送終盤での発言。成瀬は共にゲスト出演していたプロ野球解説者の里崎智也氏(元ロッテ)の「真っすぐ(ストレート)があるからチェンジアップが活きる。チェンジアップに頼りすぎると打者も慣れてくる」というコメントを受け、「ヤクルトに行ってからストレートいく(投げる)タイミングはなかったです。ストレートいきたいんですけど、(捕手から)サインが出なかったです」と発言。

 続けて、「全球チェンジアップだとファールもされるし空振りもないですから、相手のミスショット待ちです。だから投げ手側としてはしんどかったですね」と当時の苦悩を吐露した。

 この発言を受け、ネット上のヤクルトファンからは「自分を棚に上げて捕手に責任をなすりつけるな」、「サインが気に入らなかったら首振ればよかっただけの話」、「そもそもストレートのサイン出しても打たれまくるからだろ」と反発の声が挙がっている。

 「2015年から2017年までヤクルトでプレーした成瀬ですが、球種別の被打率を見るとこの3年はいずれもチェンジアップよりストレートの方が被打率が高く、2016年に関しては『.422』と実に4割以上の投球を相手打者に捉えられています。成瀬は番組内で『しんどかった』と発言していましたが、それは受け手側の捕手陣も同じ気持ちだったのではないでしょうか」(野球ライター)

 一連の発言の中では「やっぱり怖い(怖かった)んでしょうね、スピードないし」と、ストレートのサインが出なかったのは自身にも非があるとも口にした成瀬。しかし、それでもなお違和感がぬぐえなかったファンも少なからずいるようだ。

文 / 柴田雅人

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