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今度は訴訟沙汰を抱えることになりそうなTOKYO MX

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マツコ・デラックス

 昨年1~3月に放送されたTOKYO MXの番組「欲望の塊」で、優勝賞品の高級車ランボルギーニを巡ってトラブルが起きていることが発覚し、騒動になっている。

 番組は、30人のホストの男性が2000万円相当のランボルギーニ獲得を目指して、相撲やクイズなどで対戦。優勝決定の際には、優勝した男性に車の写真が手渡されていたが、車や鍵の現物はなかった。
 番組は外部の会社による制作で、車の引き渡しもその制作会社が行う予定だったというが、番組を企画した会社とは連絡が取れない状況。

 制作会社が、出演者である男性ホスト20人から「宣伝費」として参加費(1人当たり約150万円)を受け取っていたのだとか。さらに、MCを務めたお笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭壱、番組に出演した俳優の小沢仁志へのギャラは未払いだという。
 「“被害者”であるホストたちは、民放キー局の情報番組に出演して証言しているが、関係各所と連絡が取れない状況では収拾がつかない。この騒動のおかげで、局の信用はガタ落ち」(テレビ局関係者)

 同局と言えば、昨年夏、タレントのマツコ・デラックスの「5時に夢中!」で、「NHKから国民を守る党(N国)」の立花孝志党首への発言を巡り、立花氏が同局前で抗議活動を行っていた時期があったが、一度は立花氏が終息宣言していた。
 しかし、立花氏は23日にYouTube公式チャンネルに投稿した動画で、同局とマツコを提訴する意向を表明し、「欲望の塊」の騒動についても言及していた。
 「立花氏は抗議活動の当時、集まった報道陣に対して、『局側には質問書を送っているのに見解を出さない。このままなら提訴する』と、“猶予”を与えることを表明。にもかかわらず、ここまでMXが何の対応をしなかったことで、提訴することにしたのでは」(芸能記者)

 2つの案件ともに、同局が放置しておいたのが原因のようだ。

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