そもそも、このCMは「地球、音楽、自然環境保護運動」を英語にした名前を持つ衣料メーカーのもの。こちらの服は、肌触りが良さそうなアースカラーが中心で、昨年流行った“森ガール”をイメージした様なゆったりめのデザインが多い。きっとCM女優の候補に蒼井優も上がっていそうなブランドなのだ。まあ、一昨年の大河女優を使えるのだから、かなり儲かっている企業であることは間違いないだろう。しかし、“夫に若干の問題が…”と一部で報道される宮崎あおいに対し、いまや“カワイイ”という需要ははたしてどこまであるのか。宮崎を芯からカワイイと思っているのは芸能情報にうとい年寄りや男性ばかりで、この手のブランドの服を着る若い女子たちにから見た彼女は『もうすぐ離婚しそうな妻』というポジションであり、カワイク映っているとは到底思えない。
メーカーとしてターゲットにしたい層にあのCMがどれだけ効果があるかはなはだ疑問だ。(コアラみどり)