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来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」は大丈夫? 準主役に禁断の“あの男”を起用!

 来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演)が早くも、大きな不安要素を抱えてしまった。

 現在、放送されている「平清盛」(松山ケンイチ主演)はリアルライブで度々報じている通り、低視聴率で苦しんでいる。これまで、大河ドラマの最低視聴率は94年8月14日放送の「花の乱」(三田佳子主演)第20話と、「平清盛」第25話(6月24日放送)の10.1%だったが、「平清盛」第31話(8月5日放送)が7.8%でワースト記録を更新。その後も、第33話(同26日放送)=9.3%、第39話(10月7日放送)=9.7%と計3度の1ケタ台をマークした。

 平均視聴率でも、過去最低は94年の「花の乱」の14.1%だったが、「平清盛」がワースト記録を更新するのは確実な情勢となった。

 そんな状況下だけに、来年の「八重の桜」に対する同局の期待は大きい。ところが、そのキャスティングで、周囲に大きな不安感を抱かせてしまった。

 不安要素とは“史上最低視聴率男”の称号をもつ、あの男を準主役として起用することが決まったからだ。あの男とはオダギリジョーで、主役の新島八重(綾瀬)の夫の新島襄(じょう)役で出演する。オダギリが大河ドラマに出るのは、04年の「新選組!!」以来、9年ぶりとなる。

 新島襄は米国文化に感銘を受け、命がけで渡航して米国で学び、帰国後に同志社大学を創設した人物で、米国人からは「ジョー」と呼ばれていたという。

 「ジョー」つながりで、同局がキャスティングしたのかどうかは定かではないが、オダギリを準主役に使うのは危険な賭け。オダギリは今年4月期のフジテレビ系列「ドラマチックサンデー」枠の「家族のうた」に主演。同ドラマの平均視聴率は3.9%という目を疑うような低視聴率で、全11話予定のところ、8話で打ち切りとなった“伝説”のドラマだ。平均視聴率3.9%は、00年以降にプライム帯(午後7時〜11時)に放送された民放地上波(テレビ東京除く)の連続ドラマのなかでは、過去最低となった。

 “史上最低視聴率男”の記憶も生々しいなかで、オダギリを準主役に据えるのは、まさに禁断の果実そのもの。「八重の桜」は、「平清盛」で植えつけられた「大河ドラマはおもしろくない」とのイメージを払しょくする役割を担っている。オダギリの起用が、吉と出るか凶と出るか注目されるところだ。
(坂本太郎)

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