「堺が日本テレビの4月ドラマ『Dr.倫太郎』を選択したことで、TBSと事務所の力関係が逆転した。『あさチャン!』は視聴率低迷から抜け出せない。夏目の降板は避けられませんよ」(TBS関係者)
夏目は“コンドーム写真騒動”で追われるように日テレを退社('11年)したが、フリーになってから約2カ月で『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日)のレギュラーをゲット。2年後には古巣・日テレの看板番組『真相報道 バンキシャ!』キャスターに復帰したことで“奇跡の女子アナ”といわれた。
「夏目は退社後に『田辺エージェンシー』に所属しました。事務所社長は芸能界の重鎮で、社長は夏目を『素晴らしい女性』と絶賛して売り込んだんです」(大手プロマネージャー)
夏目の運もあった。事務所の先輩にあたる堺が主演した連続ドラマ『半沢直樹』('13年7月〜9月末)が最終回視聴率40%超えの大ヒット。なんらかの含みがあったのか'14年4月からは『朝ズバッ!』の後番組『あさチャン!』MCに大抜擢されたのだ。
「夏目起用は“半沢”続編のバーターと囁かれました。TBSも事務所も否定しましたが、説得力はありません。TBSに一番貢献している安住紳一郎が夏目のMC起用について『なんで外の人に任せるんだ!』と激怒したのを上層部は黙殺した。“半沢”続編という下心があったからですよ」(TBS報道関係者)
『あさチャン!』は視聴率3%〜4%と低迷する中で、夏目降板説が流れたのだ。
「TBSは4月から『半沢直樹〜ザ・リベンジ〜』の放送を準備していたんです。しかし、堺は『Dr.倫太郎』の脚本に興味を示して受諾した。夏目のギヤラは年間約1億5000万円。続編が消滅した以上、夏目を使う必要がなくなりましたね」(制作会社幹部)
夏目の強運は?