「新撰組リアン」は森公平、関義哉、榊原徹士、山口純、國定拓弥の5人組。幕末、京都で尊王志士たち恐れられた“新撰組”から名前をとっているわりには、どれも優男タイプ。「みんなカッコいいとは思いますけどパンチがないんですよね。芸がないと言ったらそれまでですが、歌が上手いわけでもなく、ダンスが上手いわけでもなく、トークができるわけでもない」(芸能ライター)。そんな彼らがテレビに出演できるのは、紳助パワーのおかげであり、業界内では“島田紳助王国の象徴”と呼ばれているという。
紳助はヘキサゴンでPabo(里田まい、スザンヌ、木下優樹菜)、羞恥心(つるの剛士、上地雄輔、野久保直樹)などを成功させてきた。しかし、彼らは素人ではなく、一定の下地があったタレントである。紳助だけの功績とは言い切れない面もあるはずだ。「紳助は自分の実力を過信したのかもしれないですね。自分の力ならズブの素人でもスターにできるんだと」(芸能ライター)。
彼らもデビューから半年程度が経過。「本当に僕でいいんですか」というタイトルのシングルを発売したが、世間からの答えは厳しいものになっている。