そんな緊急事態の中で次に退社が囁かれているのが“カトパン”加藤綾子アナ(27)。“女子アナ好感度ランキング”で1位を獲得するなど局の看板アナだ。
「一番の理由はイジメといってもいいほどのシゴキです。先輩の高橋真麻らを筆頭に生野陽子や本田朋子らから、毎日ネチネチやられている。真麻はカトパンを飲み会や合コンに誘う。来ないと後で厭味を言われるらしい。生野と本田は『めざましテレビ』のOAを細かくチェックしていてコメントなどにダメ出しする。以前はこのメンバーに平井もいたから、カトパンはかなり精神的に参っている」(フジ事情通)
現在、カトパンを巡っては既にいくつかの芸能プロダクションが非公式に接触を図っているという。
「一つが『とんねるず』の個人事務所です。石橋貴明が熱心に口説いているそうだ。移籍金に3億円を提示したなんて話も飛び交っている。もうひとつがフリーアナが数多く所属する最大手のSです。意外にもカトパンは局アナには未練がないようです。近々の夢は最近付き合っている銀行員と結婚すること。結婚生活を優先し、退社したナカミーの生き方に憧れているのです」(フジテレビ中堅社員)
実は、カトパンが退社を考えるようになった裏事情がもうひとつあるようだ。
「フジは昨年の視聴率三冠王をライバルの日本テレビに奪われた。4月以降もレギュラー番組が軒並み不振で局内の番組改革が進まない。そこに絶好調のテレビ朝日が現れ、今年は3位転落も囁かれている。現在、人件費や制作費の大リストラ案が進行中なんです」(局プロデューサー)
そんな中、槍玉に挙がっているのがフジテレビ局員の給与制度見直し。なんと一律35%の削減案が浮上しているという。
「フジの給料は日テレの約3倍。新人女子アナでも手当込みで年収は1200万円以上にもなる。3分の1以下で日テレが首位を取るのだから、フジでも出来るという論理。カトパンも馬車馬のように働かされ、プライベートを犠牲にしてもOL並の給料しか貰えないのだったらという結論に達したのでは」(制作関係者)
女子アナもOLだ。