加護は'04年のモー娘。卒業後、'06年に未成年での喫煙が発覚し、当時所属していた事務所から謹慎処分を受けた。
「'07年には年上の男性と一泊旅行中に再び喫煙していたことが報じられ、結局、契約解除されました。当時の事務所は“芸能界のドン”と呼ばれる人物がバックに付いているだけに、事実上の芸能界追放だったのです」(大手プロ幹部)
そんな加護を救ったのが、前事務所『メインストリーム』の伊藤和幸社長だった。伊藤社長は加護を女優として復帰させるため、映画『弁天通りの人々』の主演の座を獲得したのだ。
「ところが、共演した水元秀二郎との不倫が発覚。加護は水元の元妻に慰謝料請求訴訟を起こされ、200万円の支払いを命じられた。これを『メインストリーム』が立て替えたにもかかわらず、今度は飲食店プロデューサーのA氏と深い関係になった上、事務所移籍を画策したんです」(事務所関係者)
しかし、その移籍がA氏と“芸能界のドン”の息子との画策だったことが判明。“ドン”の顔に泥を塗る格好となり、加護は活動休止状態に追い込まれた。
その後、昨年6月には長女を出産、そして今年8月中旬、突如ブログで「株式会社威風飄々という新しい事務所で復帰することになりました」と芸能活動の再開を発表。これが伊藤社長の逆鱗に触れたのだ。
「うちとの契約は今年の3月で切れていますが、“加護亜依”の芸名は本人が了承の上、商標登録しており、許可がなければ使用できません。そのままの芸名でテレビ出演するなら、局に使用料を請求しますよ」(伊藤社長)
この状況下では、簡単に復帰はできそうにないため、こんな話も持ち上がっている。
「テレビ局はどこもトラブルを嫌いますから、改名しない限り使いません。加護は金に困って活動再開したんでしょうからね。AVに出演すれば5000万円のギャラは堅い。転身するしかありませんよ」
不義理の代償は重い。