退社前、年商100億円ある60歳の人材派遣会社会長と再婚。同時に自らスキンケアに重点を置いた化粧品会社を立ち上げると宣言していた。
高木さんはフジの系列である『ストーリア』というウエディング事業でプロデュースの企画立案にも参加してきた。その経験を生かして、新規事業の“起業”を決めたという。
来年から本腰を入れる予定で、現在は試作品のチェックなどに振り回されているそうだ。本人のブログをのぞくと、着々と準備を進めているのがわかる。
〈やる事たくさん過ぎてアタマから、湯気出そうになってる時が最近ありますが、愛するスキンケア商品を無事に送り出す為頑張ってま〜す〉
その一方で、フリーアナとして生島ヒロシが会長をつとめる生島企画室に所属していることもわかった。
化粧品ビジネスとフリーアナを両立させる腹づもりだが、果たして、生き馬の目を抜く化粧品ビジネスを成功させることができるだろうか。
フジの女子アナが起業して成功した例は、ほとんどない。過去に坂野(ばんの)=旧姓・土井=尚子さんが、ネイル関係のビジネスを立ち上げ、軌道に乗せたぐらいである。
両立は簡単ではない。どちらかに絞った方がいいという声があるのも事実。結局は本人の頑張り次第なので、その手腕をじっくり見守りたいところである。
(編集長・黒川誠一)