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マイクロソフトのB・ゲイツが軽井沢に巨大別荘建設の“真意”

 中軽井沢・千ヶ滝西地区という場所で、米マイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏が巨大な別荘を建てているという噂が走ったのは今春のこと。
 敷地面積は約2万平方メートル。坪数に換算すると約6000坪というから、いやが応でも目立ってしまう。そして、噂は事実だった。
 「当初は、IT業界の大物が、成功を自慢しようと建設していると思われていた。ところが、ある週刊誌が役所を調べると、ビル個人のものとわかった。大富豪でも節税目的で、保有する法人組織に不動産を購入させる連中は少なくない。さすがビルは自分名義で登記していたわけですから、関係者をうならせていますよ」(全国紙社会部記者)

 地上2階、地下1階、屋上にはヘリポートが建設されるようだ。13年中にも完成の予定。もともとこの敷地には旧三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)が『軽井沢寮』として保有。その後、ベンチャー企業の未来技術研究所が『影絵プラネット』というギャラリーを運営していた。
 「ビルは、美術館兼個人別荘として使うという。広い世界で、なぜ軽井沢を選んだのか。それは、ビルが心酔するジョン・レノンがひんぱんに訪れていた場所だからです。ビルも何度かきてすっかり気に入ったようです」(消息通)

 週刊誌や写真誌が欲しいショットは、ビルがヘリコプターから降り立ち、現場に指示を出しているところだろう。
 「ある有力週刊誌は、世紀の大物なので何としてでも決定的瞬間が欲しい。そこで担当編集者が現地を足繁く訪れ、近所の若者に、ビルが来たら撮ってくれ、とカメラを渡したりしています」(出版界事情通)

 それにしても豪勢な別荘を建てるビルの“真意”とは何か。これからの派手な取材合戦に目が離せない。

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