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サップ 異例の相撲トレ

 ボブ・サップが8日朝、大相撲・九重部屋で緊急の出稽古を行った。

 サップは郷に入れば郷に従い、まわし姿で登場。精力的に相撲の練習に取り組んだ。
 野獣再生計画を練る猪木は「気合というものは外国人には伝わりにくい」という懸念から、今回の相撲トレーニングを発案。相撲道に触れることで、最近は負けが込み、かつての輝きがあせかけつつあるサップの精神力を強化する狙いがあった。

 また、猪木は2001年大晦日に安田忠夫がジェロム・レ・バンナに劇的勝利を収めたことを引き合いに出し、「安田はあの時、寅さんの格好をして入場した。バンナはそれを見て『なんでコイツはこんなに余裕があるんだ? 俺と戦うのに全然ビビッていない』と思ったはず。その瞬間に動揺が生まれる。それは駆け引きであって、相手の意表を突く発想が必要。そういう面では小さい人が大きい人の意表を突くことのある相撲は、非常に参考になる」とした。
 不調続きで徳だわらに足がかけるサップだが、出稽古終了後の充実した表情を見れば、巻き返しのきっかけをつかんだことは明白だ。

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