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NHK紅白出場に一寸の光 K-POP枠消滅が小林幸子を救う!?

 演歌歌手の小林幸子(58)が9月27日、都内で新曲と新レーベル発足の会見を開いた。
 新曲はさだまさし(60)作詞・作曲の『茨の木』。自主レーベル「サチコ プレミアム レコーズ」から10月17日に発売されるという。
 「例のお家騒動でNHK紅白歌合戦出場は無理といわれていますが、会見では報道陣に紅白まんじゅうを配り、『この曲で選んでいただけたらうれしい』と紅白へ未練タラタラでした」(スポーツ紙記者)

 今年4月、長年連れ添った個人事務所の女性社長と専務の解任騒動が勃発し、続いて17年所属したレコード会社との契約も解除。今回インディーズでの再出発となるわけだが、今度の紅白出場は『茨の木』ならぬ“茨の道”だ。
 「小林が歴代女性歌手最多の33回連続出場を果たしたのは前社長の手腕のおかげ。その力を失った上、所属していた大手レコード会社が持つ紅白枠も使えない。そもそもNHKはトラブルのあるタレントを嫌いますからね」(夕刊紙記者)

 しかも会見では、前社長に「第三者を通じてCDを渡した」と話したものの、後に前社長が「事務所のポストに投げ入れていただけ。すぐに送り返した」と語り、関係はこじれるばかり。
 これでは紅白どころではないはずだが、実は最近、小林の紅白出場の可能性が囁かれ始めている。
 「今年はこれといったヒット曲がない。さらに領土問題の影響でK-POP枠が消滅して枠が空いている。先ごろオールタイムベストアルバムを出した山下達郎を目玉として狙っているといわれますが、彼のテレビ嫌いは有名。結局、今年最も数字が取れそうなのは、お家騒動で注目を浴びた小林というわけです」(同)

 新曲発表の翌日、かつての紅白衣装対決コンビ、美川憲一と共演した『えぇトコ』(NHK大阪)が放映され、10月6日には『コロッケぱらだいす』(NHK総合)にも出演する。
 「NHK出演番組の数字が良く、新曲が売れれば可能性は出てくる。新曲を手がけた、さだはNHKでレギュラー番組『今夜も生でさだまさし』を持っているので、彼の後押しも期待できる。ただ、最終的には前社長に直接謝罪しないと厳しいでしょう。芸能界の有力者を含め、業界には前社長の味方が多いですから」(芸能プロ関係者)

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