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サッチーが箝口令 ノムさん(野村克也氏)重病説を追う! そのときミスターは…(1)

 野村克也(79)の極秘入院、危篤情報−−。昨年末、マスコミ報道が飛び交う中、私は昨年12月から正月を返上して、東京・田園調布にある野村克也邸を緊急マークした。

 最寄り駅の自由ヶ丘駅周辺は師走の慌ただしさの中、買い物客などでごった返していたが、クリスマスから大晦日、元旦から三が日は、高級住宅地だけに閑散としていた。
 この年末年始の野村邸前には、張り込みをする報道陣の姿もなく静かな正月だった。12月26日には、例年通り門松が飾られていた。夕方になると防犯灯が点く邸内には人の気配はするものの、出入りする人はいなかった。

 野村氏の重病説が表面化したのは、昨年11月下旬だった。NPB80周年記念企画で往年のベストナインに選ばれた野村氏が、表彰式を欠席したからだ。
 私が周辺関係先を取材し得た情報をまとめると、野村氏は過去('10年)に極秘入院して治療を受けた解離性大動脈瘤が再発。昨年10月、都内の病院で手術を行い成功。一時は退院したものの、再入院したというのが一連の流れのようだ。
 解離性大動脈瘤は、三層構造を作っている大動脈のうち、なんらかのきっかけで内側の膜が裂けて血液が入り込み瘤ができる疾患。発症から放置すれば24時間で20%、1週間で60%が死亡するともいわれる。

 野村氏が体調不良を訴え手術したという一報が入った際には、某スポーツ紙が死亡原稿まで用意するほど緊迫していたようだ。しかし、現在では切羽詰まった雰囲気は消えているが、スポーツ紙は野村氏の動向をあまり触れたがらない。
 「確かに、野村さんは9月までは元気な姿を見せていましたが、口癖のように冗談で『(多忙さで)サッチー(沙知代夫人)に殺されるよ』とボヤいていました。昨年10月に入ってからは腰痛が酷くなって、歩くのも一人でできなくなるほど辛そうでした。精密検査をしたら前の病気(解離性大動脈瘤)が再発していて、手術は成功したと聞いています。サッチーは『誰にも言わないでね!』と、親しい側近には口止めしています。年末年始のこの時期、野村ファミリーはハワイに行くのが恒例なんですが、野村さんはまだ一人で歩けませんからハワイには行っていません。大事をとり再入院していると聞いていますが、それをサッチーが隠すのに必死です」
 私の知る野村氏と親しい人物も一連の流れをそう話してくれた。

 また危篤説には、
 「あの病気は一つ間違うと、命にかかわりますからね。万が一のため、用意はしておかないと…」
 と某スポーツ紙デスクが語るように最悪の場合を想定して不謹慎ながらも“死亡原稿準備”の体制を取ったことも事実であるが、現在は緊急事態の峠を越えていることも示唆しているのではないか。
 昨年12月29日、NHK・BSのインタビュー番組(録画)で野村氏は元気に話をしているが、同30日まで野村邸のインターホンからの返答はなかった。

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