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東京近郊パワースポット探訪(2)「平将門首塚」

 先日、大手町にある平将門さまの首塚に行ってまいりました。ここはスポットとしては、かなり有名な場所です。

 ここが有名になった理由のひとつには、「祟り」という言葉が浮かび上がります。
 第二次世界大戦後、GHQが周辺の区画整理の際にこの地を造成しようとした時に、不審な事故が相次ぎ、その計画を取り止めたという事件がありました。また、周りに建つオフィスビルの中では『将門さまの首塚に背を向けて座らないように座席が配置されている』というのは(真意のほどはまた別として)有名な話であります。
 私は実話怪談が好きで色々と読みますが、その中にある話で、将門さまの首塚にいたずらをして酷い目にあうというものもありました。正直なところ、将門さまの首塚は行ってみるまでは『少し怖い場所』というイメージが私の中にはありました。
 しかし、将門さまの人物像を調べると、民衆にはかなり慕われていた人物のようです。死後千年以上経っても多くの人々に信仰されていることからも、それが分かります。

 実際に首塚を訪れてみると、噂で聞くように本当にビルに囲まれたところにあります。
 そこでまず驚いたのが、参拝に来る人の多さです。当日は日曜日で周りのビルに人気はなかったのですが、次から次に人が訪れ、首塚に手を合わせていきます。訪れてから手を合わせて帰るまでの手際の良さを見ていると、私のように初めて訪れるのではなく、頻繁にお参りに来ている人が多いように感じました。境内には蛙の置物も多数あり、可愛らしく場を和ませてくれています。
 また、首塚にはたくさんの花やお酒が供えてありました。訪れる前に抱いていた『少し怖い場所』という雰囲気はまったくなく、首塚の荘厳な雰囲気にすっかり将門さまのファンになってしまった私は、次はお酒を携えてお参りさせていただきたいと思いました。

(へみ 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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