それが、片野氏の前妻であるBさんだという。実は片野氏は前妻と4〜5年前から別居状態だったが、離婚が成立したのは、南野と入籍するわずか3カ月前。このため当初は“略奪婚”とも噂されたが、その後もさまざまなトラブルが起きていたというのである。
片野氏とBさんの旧来の知人が言う。
「片野さんとの離婚前から、Bさんは和歌山県の実家に帰って3人の子供を育てていたが、養育費などの支払いはたびたび遅延していたという。その後、子供が『東京に戻りたい』と言いだしたらしく、昨年春からは片野さんが家賃を支払う約束で、一家を東京・港区の賃貸マンションに呼び、住まわせていたのです。ところが、この家賃まで片野さんが滞納。結局、Bさん一家は昨秋にはマンションを追い出され、再び和歌山へ転居したのです」
要は、前妻との間にも一筋縄ではいかない“トラブル”が浮上していたようなのだ。そこで本誌は数々の疑惑の真相を確かめるために、片野氏を直撃。すると、同氏はこう回答したのである。
「居酒屋の金は借金じゃなく、投資。『X』には2〜3回しか行ったことがないし、財テクもしていない。前妻は4〜5年前に出て行き、実家に帰ったままで金も借りていない」
また、今回の疑惑に対し南野陽子の事務所は、文書で次のように回答した。
〈(知人女性への借金やクラブのツケ、財テクや前妻が住んでいたマンションの家賃滞納の件は)こちらでは事実関係が分かりかねるので、片野さんに直接問い合わせていただけますでしょうか。離婚する予定もありません〉
ただ、こうした片野氏側の回答は前出の借金事情に詳しい男性の言い分とは大きくかけ離れている。実は同氏は本誌が片野氏に事情を聞く前に、こう漏らしていたほどなのだ。
「きっと片野さんは全てを否定するでしょう。だが、それで訴えるというのなら、出るところに出て証明するまでです。数々の借金を証言する人間は、私だけではないはずですから」
夫の借金疑惑は枚挙にいとまがない様相を呈してきたが、果たして南野陽子は“ナンノこれしき”と耐えるのか。