綾瀬はるか、藤木直人『ホタルノヒカリ』(6月9日公開)、アニメ『おおかみこどもの雨と雪』(7月公開、声・宮崎あおい、大沢たかお)、神木隆之介、橋本愛『桐島、部活やめるってよ』(8月公開)、綾瀬はるか、岡田将生『映画ひみつのアッコちゃん』(今秋公開)などで、噂になっていた『家政婦のミタ劇場版』はラインナップにはなかった。
ところが、ここにきて日テレは10月期クールにおいて、前回と同じ「水曜10時枠」で『ミタ』を復活させる話が急浮上していることがわかった。
その原因は、木村拓哉にあった。
松嶋菜々子は10月期クールで、キムタクとフジゲックでの共演が予定されていた。だが、その話が消えてしまったのだ。
「キムタクのスピード違反が原因です。昨年と今年の2回違反をし免停になったため、フジゲックに出演ができなくなったのです。トヨタという世界的な自動車メーカーの宣伝役として、推定8000万円のギャラをもらいながら、その自覚がないとトヨタトップはオカンムリ。また、違反発覚時、運転していたのがシボレーだったこともトヨタが不機嫌になっている理由です。その結果、フジゲックの提供スポンサーの一社であるトヨタは、そのままキムタクを主役に起用すれば、視聴者から抗議、批判を受けると読み、ドラマを流したのです」(テレビ関係者)
そのままだと、相手役の松嶋のスケジュールに穴があく。もちろん、売り上げにも影響する。そこで『ミタ』の続編はどうか、と声をかけたのが日テレだった。
松嶋の事務所もノーとはいえない状況だったようだ。松嶋はこのドラマで復活を遂げた。スケジュールもあいているのに同局の意向をむげに断るわけにもいかず、前向きに検討しているという。
大久保好男社長も、最近の会見で実現の可能性について聞かれ「わかりませんが自分の願望はある」と否定せず、実現に含みを持たせた。
小杉善信編成局長も「作家と出演者とプロデューサーが三角形になっており、みんなでパート2を作ろうといえば、なるかもしれない」と説明。続編の可能性があることを示していた。
実現すれば、日テレの2年連続視聴率三冠王はかたいところだろう。