佐々木はドラマ『黒服物語』(テレビ朝日)に主演。同ドラマは東京・池袋のキャバクラを舞台に引き抜きや、客・スタッフとの恋愛など、キャバクラ業界の内情を描いたもの。佐々木は人気ナンバー1のホステスを演じた。
「佐々木はかつて地元・秋田でキャバクラ嬢のアルバイトをしていたという伝説がある。その経緯を買って起用したといいます。当然、演技は地でイケるというわけです」(テレビ関係者)
同ドラマは金曜日の午後11時15分から放送。全8話だったが、7話までの平均視聴率は7.7%。
「午後11時台といっても週末。それで7%台はイマイチ。スタッフは10%近くを狙っていたそうです。キャバクラ通のマスコミ人には『内容的にはいいのに…』の評価はありましたけど」(スポーツ紙記者)
物語がよくて演じたのが、絶世美女でキャバクラにいそうな佐々木。なぜ視聴率が伸びなかったのか。
「佐々木は元来視聴率の取れない人。いくら適役とはいえ、起用には賛否両論あった。反対者は、佐々木の演技のヘタさを心配していた」(ドラマ制作スタッフ)
去る11月、一部マスコミが「演技がヘタな女優」ランクを発表。堂々の1位に選ばれたのが佐々木。
「よく言われるのは、怒ったり嘆いたり、どんな場面でも目が同じ。しかも、セリフに抑揚がなくて、まるで台本合わせのよう。超美人なだけに、起用担当者が、ただ親密になりたくて使うという陰口もある」(同)
一方、同じくテレビ朝日は12月7日に『松本清張ドラマスペシャル〜霧の旗』で堀北を起用。彼女もクラブのホステスを演じていた。視聴率は12.8%。
「物憂げで、事情があるホステスというのがうまく演じられていた。ドラマでは濡れ場もあったのですが、彼女には極めて珍しい場面。清純派にしては頑張った感じ」(夕刊紙記者)
堀北は各男性誌も報じているが処女説マン延。対して佐々木は性猛者。
「なんで『黒服物語』に堀北を起用しなかったのか、という声が出ているのは確か。いまどきのキャバクラも同じ。ヤンキー系より、本処女、準処女のほうが人気です」(女性誌記者)
女優・佐々木の完敗。