細貝アナはフジテレビのエース女子アナ候補が継承する“パン”の愛称こそついていないが、アナウンサーとしてだけでなく、報道の現場でもバリバリ仕事をこなす美人アナ。中高をアメリカで過ごし、米国同時多発テロを体験した影響から、アナウンサーを目指したという。むしろバラエティー番組にはほとんど出ない分、アイドルアナではなく正統派のニュースキャスターとして育成されているといっていいだろう。
英語はペラペラで、しかも『第10回全日本国民的美少女コンテスト』で本選に進出したほどの正統派美人。女子アナウォッチャーからは「こんな美人なのに何で人気が出ないんだ!」という声が出るほどの逸材だ。
その細貝アナが塩村都議のセクハラヤジ騒動に巻き込まれて、沈み込んでいるという。「細貝アナは、帰国子女かつ美人であることを鼻にかけ、新人時代、先輩アナに対して『すぐにあなたを抜いて見せます』と言ってしまい、孤立していた。そこから地味な現場レポートをこつこつとこなし、独自のキャリアを積み上げてきたのに、セクハラヤジ騒動で株を下げ、『私は異動になるの?』と不安になっていますね」(フジテレビ関係者)
セクハラヤジ騒動とは、東京都議会で塩村都議が質問に立った際に「早く結婚した方がいい」、「(子供を)産めないのか」などのヤジが飛んだとされる問題。「早く結婚した方がいい」と言った自民党の鈴木章浩都議は自ら名乗り出たが、他のヤジの犯人は不明のままだ。
「鈴木都議は6月23日に萎縮しながら会見したが、ここで細貝アナが『結婚してるんですか?』、『子供はいるんですか?』と質問し、現場で失笑が漏れた。セクハラヤジ謝罪会見で、セクハラ質問をしてどうするんでしょうか。塩村都議の代弁者気取りだったんでしょうか。フジにもクレームが入ったそうです。そもそも、鈴木都議が当初は『私は言ってない』と逃げていたことが問題で、『結婚した方がいい』というヤジ自体は、女性にも男性にも当てはまる性差の関係がない内容。細貝アナの“いじめ”こそ問題ですよ」(政治部記者)
“女性の敵”を叩きのめして、お茶の間の女性たちを味方つけようと先走ってしまったのだろうか。なんにせよ、喋る仕事は向かないのかもしれない。