来年1月に放送されるドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)の番組PRに関連し、これまで例を見なかった露出作戦を展開するというのだ。木村がここまで追い込まれている理由は、苦戦が予想されるドラマ視聴率だという。
「視聴率が2桁でも10〜12%前後なら惨敗、15%でまあまあ…。16%以上を取って初めて合格と言われるような厳しい状態なんです。視聴率20%以上でなんとか“キムタク人気健在”との評価に繋がるでしょう。また、木村にとって運がなかったのは、10月から放送されているドラマ『ドクターX』の存在。平均視聴率20%超えが確実視されるため、キムタクドラマも決して不可能な数字ではないという業界の評価になっているんです」(ドラマ関係者)
SMAP解散騒動に端を発した木村の不人気ぶりは、いまだに止まるところを知らぬ勢い。SMAPファンのみならず、一般人からも“裏切り者”のらく印を押されてしまった木村の嫌われ方は、とにかく尋常ではないという。
「木村が出演するCMにも視聴者の拒否反応がジワリ、ジワリと広まっている。世間の動きを敏感にキャッチする広告代理店は、SMAP解散を理由に、木村のCMをすべて打ち切るべく準備を始めている。結果、彼は3億円以上の収入を一気に失うことになるんです」(広告代理店幹部)
木村の不人気ぶりを象徴しているのが『週刊文春』が行ったアンケート調査だ。「嫌いな夫婦」というテーマで募集を掛けた結果、断トツのトップに選ばれたのが木村と妻でタレントの工藤静香(46)の2人。
「ここまでくると、もう理由なんていらない雰囲気です。形のない社会現象といってもいい。しかも最近は、木村と仲がいいというだけで人気も急落してしまうんです。事実、木村派を標榜していた明石家さんまの人気はダダすべり状態。木村と親しくしていると、一緒に心中しかねないような状態です」(芸能事情通)
そんな厳しい状況の中、放送される新ドラマ。視聴率いかんでは、木村のタレント人生をも破滅に導きかねないというわけだ。
「キムタクはバラエティーや情報番組すべてに出演すると宣言している。金額に直したら2億円に達するほどの露出になるが、今回は殊勝にも、自らTBSサイドに『ノーギャラでいい』という提案をしているそうですよ」(放送作家)
前枠で放送されている織田裕二主演のドラマ『IQ246〜華麗なる事件簿〜』も、今やシングル目前。木村と織田が重なって見えてきた…。