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社会 2025年09月08日 20時00分
あの芸能人も被害に 津波避難タワーさびつき問題から見る「塩害」の恐ろしさ
太平洋の沿岸にある千葉県匝瑳市に設置された津波避難タワーが2024年4月1日以降、腐食により使用不能になっている事が分かった。この津波避難タワーは8.7メートルの大きさで匝瑳市が2015年に設置したもので津波が発生した際に住民が避難できるよう作られている。工費は7830万円で2014年から、およそ1年かけて施工されており、最大収容数は150人、太陽光ソーラーパネルに加え備蓄品保管庫も設置されたもので、1億円近い予算が投入されたのにも関わらず10年で役目を終えてしまい市民からは不満の声が相次いでいるという。報道によると、タワーは全体的にさびついており、タワーの下には鉄くずなどが散乱。崩壊の危険もあることから立ち入り禁止のテープが貼られているようだ。わずか10年あまりで役目を終えた津波避難タワーについてネットでは「作る意味あったの?」「予算の無駄遣いでは」といった辛辣(しんらつ)な声が相次ぐなか、タワーがさびた原因については「塩害によるものではないか」とする声も多い。塩害は名前の通り、建物が塩に晒される事で塗装が剥がれたり、鉄骨がさびる現象であり津波避難タワーは海岸から500メートルの位置にあることから、海岸からの塩害を受けてしまったと思われる。近年では元横綱・若乃花でタレントの花田虎上が今年7月、千葉県富津市に建てた物件が海に近いことから塩害の被害に遭い、エアコンの室外機や給湯器がさび付いた被害を報告しているほか、大阪・関西万博でも開催会場が沿岸部であることからガラスなどに塩が付着するなどの被害が明らかになっている。このように、塩害は沿岸部にとって身近な災害であり、対策を行わないと建物などに深刻なダメージを与えてしまうことがある。果たして、匝瑳市の津波避難タワーは再建されるのか、注目が集まっている。
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芸能 2025年09月08日 19時00分
妻のマンジャロ使用疑惑を否定 がーどまんのポストにツッコミが殺到したワケ
YouTubeチャンネル「チャンネルがーどまん」のがーどまんが9月7日にX(旧Twitter)を更新し、妻でYouTuberのふくれなの「痩せ薬」使用疑惑を否定したものの、ネット上からさまざまな声が集まっている。発端となったのは、がーどまんとふくれなの夫婦チャンネル「エガワ家」に4日に投稿されたナイトルーティン動画。その中でふくれなが冷蔵庫を開けたところ、その中に糖尿病薬である「マンジャロ」の箱らしきものが映り込んでいた。本来糖尿病の治療薬として使われている「マンジャロ」は現在、若者世代を中心に本来の使用目的と異なる「痩せ薬」として使用されており、問題視され始めている。一方、この動画の切り抜きがX上で拡散されると、がーどまんはXで拡散の元になったポストを引用し、「妊活中にマンジャロ、打てるか」とふくれなが妊活をしていることに言及しつつ、使用を否定。その上で、「まぁ君が痩せてたから俺が頼んだんじゃ」と、痩せた友人を見て自身が頼んだことを明かした。また、がーどまんは「勝手に憶測で炎上させようとしてツイートしてる奴もいいねしてる奴も心がドブスやから、心のマンジャロ打ち」と苦言を呈していた。しかし、このポストに対してネット上からは、「そもそも痩せるためにマンジャロ打ってるのが薬物乱用なので論外」「そもそも使用目的間違ってるのに何を偉そうに言ってんだ」「いや結局マンジャロ打ってんじゃん」という指摘が集まることに。こうした指摘を受け、がーどまんは再びXを更新し、「僕糖尿病です、はい以上」と反論。さらに「なんか妊活中にマンジャロ使用したみたいに勝手になってるしお前らの憶測すごすぎるよ」と苦言を呈し、「それを自分の人生に活かしてくれ」と呼びかけていた。この一連のポストにもXからは、「糖尿病なら人が使ってるのを見て頼むことはないと思うよ」「なら最初から痩せてたからじゃなくて糖尿病っていえば良いですやん」というツッコミが集まっていた。
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芸能 2025年09月08日 18時00分
佐藤健、ジムでナンパか 筋トレ動画、炎上 SNS「他空いてるのにわざわざ隣くるとか厄介オヂかよ」
俳優の佐藤健が、自身のYouTubeチャンネルにアップしたジムで筋トレする動画で、ナンパとも思われるシーンがあり物議を醸している。動画は、佐藤が同じく俳優の志尊淳、町田啓太とジムに行くというもの。最初は3人でトレーナーの説明を受けながらトレーニングしていたが、途中で佐藤だけランニングマシーンへ移動し、有酸素運動を開始。途中で、佐藤の不在に気が付いた志尊と町田が「何やってんだ」「しゃべってる」と苦笑いを浮かべている。しゃべっているのが隣のマシーンでトレーニング中の女性だ。動画では、佐藤は一度、志尊、町田のところに戻るも、再び女性の隣へ移って有酸素運動をしている。ネット上では「ジムで女に話しかけるタイプなん?キモすぎ」「ジムとか美術館で若い女の子ナンパする光景くらい見苦しいものはない」「ジムでナンパするの、福山雅治の後をおってセクハラおじさんになりそうだな」「うわさ通り、女好きだったんだ」「ほか空いてるのにわざわざ隣くるとか厄介オヂかよ」といった批判が上がっている。ジムは個人個人が集中してトレーニングに励んでいる。そんな中で、急に話しかけられた迷惑だろう。ジムによっては、ナンパ行為を禁止しているところも多い。ネット上でも「佐藤健でも無理」という声は多い。自身のYouTubeチャンネルなのに、カットしようと思えばできたはずだ。それを残しているのだから、世間知らずと言われても仕方ないだろう。
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芸能 2025年09月08日 15時30分
“役満ボディ”で話題のプロ雀士・岡田紗佳、歯に衣着せぬ発言で大御所からは公開説教 不適切発言ではレポーターが降板
プロ雀士でタレントの岡田紗佳が、自身のインスタグラムを更新。所属するプロ麻雀チーム「KADOKAWAサクラナイツ」の新ユニフォーム姿を披露し、「新ユニフォームが発表されました。去年はピンク×ブラックでしたが、今年は優勝した時のユニフォームカラーのブルーもラインで取り入れました!一年間こちらで戦っていきます!よろしくね」と報告した。岡田は正面、横、全身、アップの4ショットを投稿し、これにフォロワーから「役満Body」「スタイル良すぎ」「脚長っ!ナイスバディ」「はち切れそう」といった声が寄せられている。岡田はプロ雀士として活躍する傍ら、抜群のプロポーションを活かしてモデルやグラビアアイドルとしても活躍する。多彩な才能を持つかたわら、歯に衣着せぬ“毒舌キャラ”の岡田の発言はときに騒動に発展。過去には先輩タレントから岡田の奔放な言動に業を煮やし、厳しく指導した者もいたようだ。2024年11月、日本テレビ系バラエティー番組「ダウンタウンDX」に出演した岡田は、日頃のストレスやイライラを爆発させる「秋のデトックス祭り」と題したトークで存在感を放った。岡田は、「筆ペンで達筆に書いたあのメニュー表が嫌いなんです」と切り出し、「自己満足じゃないですか?普通に書いた方が読みやすいに決まっているのに。あの『〆サバ』とか!」と異議を唱えた。しかし、共演者からはまったく共感を得られず。共演していたタレントの出川哲朗からは、「あれは店側の心がこもっているの!」と助言され、さらに歌手の三宅健からは「岡田さんは心がないから……」とツッコミを入れられた。また、レストランのタッチパネル操作が苦手な出川に対して岡田はそれを冷やかすようなリアクションを見せると、「あなたね、ずーっとしゃべってるけど、心がないのよ、ホントに」と苦言を呈され、「きれいだしスタイルもいいけど」と説教を食らった。他人のトークに割り込む岡田にネット上では、「その通り!こういう人、無理」「いちいち、割って入ってくるな」「生意気なヤツ」といった非難の声が集まった。そして今年1月、自身のXを更新し、生配信中の不適切発言を謝罪した。発端は、その前日。麻雀のプロリーグ「Mリーグ」で第1試合を終えた岡田が「KADOKAWAサクラナイツ」のメンバーとともに楽屋で試合観戦していた。同リーグの公式レポーターの伊藤友里が、渋谷ABEMAS所属の日向藍子選手にインタビューをしている際、言葉を詰まらせる場面があった。すると、岡田は「ハキハキしゃべれんかね」「麻雀のこと分からんくせに」などと口撃。視聴者から「プロの発言としては軽率すぎる!とても不愉快」「性格悪いの丸出し」「上から目線でひどすぎる」などと批判が集まり、炎上と化した。「X(旧Twitter)では、『岡田紗佳』『不適切発言』といった岡田絡みのワードがトレンド入りを果たし、伊藤レポーターへの職業的屈辱の批判が高まり騒動は激化。伊藤レポーターは岡田に物申された直後から表情は曇り、運営やチームもすぐに対応しなかったことに疑問が残りました」(芸能ライター)結果、翌日岡田がXで「全部私が悪いです。不快に思った全ての方、本当にすみませんでした。反省します」と謝罪。また、同じ楽屋にいながら自身の暴言を注意しなかった周囲にも飛び火している現状に、「サクラナイツも、楽屋にいて何も言わなかったチームメイトも、擁護している方も、全てのサクラナイツファンに批判が行くべきではなく、責任は全て私にあって、私が悪いってことです」と非を認め、伊藤レポーターにも「後日直接謝罪致します」とした。しかし、岡田の直接謝罪は実現されていないといわれ、翌2月に伊藤レポーターはリーグの公式サイトを通じて体調不良を理由に降板した。マルチな才能を武器に、メディアでも引っ張りだこの岡田。チヤホヤされるのもいつまで続くことやら。
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社会 2025年09月08日 12時10分
「ポスト石破」は誰だ 石破首相突然の辞意表明 ネット上“財務省が一番嫌う候補”を希望
石破茂首相が7日会見を開き、自民党総裁辞意を表明。総裁選に出馬しない方針を明らかにした。8日には、総裁選の前倒し要求が見込まれていたが、自ら退陣。ポスト石破をめぐっては、高市早苗前経済安保担当大臣、小泉進次郎農水大臣、林芳正官房長官、小林鷹之元経済安保担当大臣、茂木敏充前幹事長が有力視されている。茂木氏はきょう8日、総裁選への出馬を表明。「こんな時だからこそ、これまで党や政府でさまざまな経験をさせていただいた私の全てをこの国にささげたい。その役割を私にしていただきたい、そう考えている」と意気込みを語った。石破首相の退陣については、自身のX(旧Twitter)にねぎらいの言葉や遅いといった賛否両論の声が上がり、コメントは2万を超えている。次期首相についてネット上では「誰が総裁になるのが良いかなんて、財務省が一番嫌う候補に決まっているでしょ」「今は誰が総理になっても決定打とはなり得ない」「最低限の約束は守れる、国民の生活を直視できる程度の政治家が手を上げて総裁の椅子についてくれることを切に願います」突然の退陣表明に、総裁選は前倒しになる。これから総裁選挙管理委員会が方式や期間など協議を始めるようだが、前途多難だろう。誰が首相になるにせよ、民意をくみ取り、国益を第一に考える政治家になってほしい。そういう意味では、財務省が嫌う候補がよさそうだが、骨のある政治家はいるのだろうか。
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トレンド 2025年09月08日 11時00分
万博、ミャクミャク人気で動く巨額マネー グッズ取扱店8店舗から20店舗に急増
あと1カ月あまりで閉幕する大阪・関西万博。開幕前は評判の悪かった万博だが、フタを開けてみれば、想定外の人気を集め、8月中に入場券の販売枚数が運営黒字化ラインを超えたと発表された。そして入場者数以上に予想外だったのが当初、「気持ち悪い」と言われた公式キャラクタ―「ミャクミャク」の人気だ。先日、アジア太平洋研究所が発表した調査によると、開幕から7月末までの間で、万博に訪れた人が会場の内外で使った総額は推計3540億円。この消費額を押し上げたのが「ミャクミャク」で、消費総額のうちミャクミャクグッズなどの「会場内での買い物代」は、推計456億円にのぼる。ミャクミャク人気のおかげで、会場内の土産物店は開幕当初は8店舗だったのが20店舗まで急増。グッズ企画・卸売を手掛けるヘソプロダクションによると、今一番売れているのがミャクミャク×サンリオキーホルダー(税込み1650円)で、毎日何千という数を納品していても、1日でなくなってしまうという。「万博協会は1160億円の運営費のうち969億円を入場券収入でまかなうとしていて、それはすでに達成。残り約2割のうち110億円をグッズ販売のロイヤリティーなどでまかなう予定ですが、ミャクミャク人気で、ロイヤリティー収入は110億円の数倍になると見込まれています」(情報誌ライター)売れ行き好調ぶりを受け、ミャクミャクを中心とした万博公式グッズの販売が10月13日の閉幕後も継続される方向だという。万博関係者は「ミャク様」と呼んでいるそうだが、それだけ万博へ貢献度がすごいということだろう。
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社会 2025年09月08日 09時00分
ネトフリ共同CEO、WBC独占放映権獲得の狙いを明かす
Netflix(ネトフリ)がアメリカでサービスを開始したのは2007年で、現在は190超の国・地域で展開し、世界の有料会員数は3億世帯を超える。この成長を支えてきたのはオリジナルコンテンツだ。日本でサービスを開始したのは2015年で、「全裸監督」や「地面師たち」などが大ヒットした。ネトフリは8月、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の全試合を日本で独占中継すると発表した。有料の動画配信なので、テレビ地上波での無料中継はなくなる見込みだ。テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」が同社のグレッグ・ピーターズ共同CEOに独占インタビューした。日本法人設立に携わったピーターズCEOにとって、日本は特別な国だそうだ。夫人が日本人であり、日本語を2年間学んでいたこともあるという。CEOは、同社のアジア進出にあたり拠点を日本に構えたと振り返る。そして、「人々が親しみを込めて『ネトフリ』と呼んでくれることは、とても大きな意味がある」と話す。現在、日本では1000万超の世帯がユーザーとなっている。10周年を迎える今年、同社の次の挑戦は「ライブ配信」だ。本国アメリカに次いでライブ配信を多く行う国が日本。その新たな挑戦の幕開けとなるのが、来年3月に開催されるWBCというわけである。「“瞬間”を作り出す作業だ。同じものを見て会話する瞬間だ。非常に強力な取り組みだと確信している。日本でも同じ戦略を試せるイベントが何かないかと考えていたが、ちょうどWBCの放映権が話題になっていた。日本には熱心な野球ファンが多くいるので絶好の機会だ」アメリカではすでにスポーツのライブ配信に力を入れていて、マイク・タイソンの試合では6500万世帯が視聴した。ただ、日本の野球ファンが気にしているのは、試合を見られるのはネトフリの有料会員だけになってしまうのではないかということだが、この質問に対しピーターズCEOは「そうなる。それが複数の場所で追求してきたビジネスモデルだ」と答えた。有料会員だけが見るスポーツ中継は日本で広がるのかという質問に対しては、次のように答えた。「それはよくわからない。しかし高品質の体験を提供できるし、今の会員を満足させられる。有料の独占スポーツ配信は放送でもストリーミングサービスでも長年業界に存在した」次にCEOが語ったのは日本のコンテンツ力だ。「われわれの多くが日本の創造性や物語に対し非常に大きな敬意を抱いている。マンガ、アニメ、小説といった膨大な創造的な資源が思い浮かぶ。素晴らしい日本のクリエーターと協力し、その物語を世界に届けるチャンスがあると考えた」ネトフリで日本作品は世界で累計250億時間以上も視聴され、世界93カ国でトップ10にランクインされているという。CEOは「2029年末までに50以上の日本オリジナル作品をリリースする計画がある」と話す。日本のコンテンツに大きな期待を寄せているとした。現在、東京・渋谷では上陸10周年を記念して「Netflix 10周年アニバーサリーセレブレーション」が行われている(14日まで)。
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スポーツ 2025年09月08日 08時08分
ドジャース待望の連敗脱出 大谷翔平が菅野智之から2打席連発の47号&48号 カーショーは2年ぶり13度目の2桁勝利達成
● オリオールズ 2-5 ドジャース ○ ロサンゼルス・ドジャースが敵地3連戦のスイープ負けを回避。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場し、2打席連発の48号本塁打を放つなど全5打席で出塁を果たした。 オリオールズ先発の菅野智之とNPB時代の2015年以来、MLBでは初の対戦となった大谷。初回の第1打席、カウント1-0から外角高めのシンカーを振り抜くと、打球速度109.8マイル(約176.7キロ)、飛距離411フィート(約125メートル)の放物線が右中間スタンドに着弾。47号先頭打者アーチで貴重な先制点を奪った。 さらに3回表、再び先頭で第2打席を迎えた大谷は、カウント2-0から内角のフォーシームをフルスイングで弾き返し、確信の48号ソロ。バックスクリーン右へ打球速度108.2マイル(約174.1キロ)、飛距離399フィート(約122メートル)の一発を運んだ。さらに、2番ムーキー・ベッツにも2者連発の16号ソロが飛び出し、リードを3点に拡大した。 序盤から援護を貰った先発左腕クレイトン・カーショーは、オリオールズ打線を5回までわずか2安打に抑え込み、得点圏のチャンスすら作らせない好投。6回裏に2点を返され降板したが、今季最多の8三振を奪い、2年ぶり13度目のシーズン2桁勝利を達成した。 ブルペン陣の苦戦が続くドジャースは、左腕ジャスティン・ロブレスキが7回裏から2イニングを無失点リリーフ。3点リードの9回裏は左腕ジャック・ドレーヤーが締め、連敗を「5」でストップさせた。 この試合の大谷は2打数2安打、2本塁打、2打点、2得点、3四球の活躍を収め、今季成績は打率.279、48本塁打、90打点、OPS1.001にアップ。ナショナル・リーグ本塁打部門のトップに立つカイル・シュワーバー(フィリーズ)まで1本差に迫っている。2025/09/08 05:35BASEBALL KING
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社会 2025年09月07日 12時00分
沖縄戦、9月7日降伏調印 サンフランシスコ講和条約までアメリカ軍統治下に
1945年9月2日、戦艦ミズーリ号で連合国が日本政府と降伏調印式を行い、太平洋戦争は正式に終結。その2カ月以上前の6月23日、沖縄守備の第32軍司令官牛島満中将が自決して沖縄戦は事実上の終わりを迎えたこととなる。沖縄は島嶼県で宮古島に陸軍第28師団と2個旅団、石垣島に陸軍1個旅団と海軍部隊(先島集団軍)、奄美大島に1個旅団と海軍部隊が残っていた。沖縄を占領したアメリカ陸軍は、終戦後、宮古島に輸送機を差し向けて、第32軍で生存していた最高位の先島集団軍司令の第28師団長納見敏郎中将を呼び出して嘉手納基地内で9月7日に、降伏調印式を挙行した。降伏文書バックナー中将が糸満市で戦死した後にアメリカ第10軍の後任司令官となったスティウェル大将が主催して納見中将、奄美群島守備の陸軍高田利貞少将、海軍奄美群島司令官加藤唯雄少将が降伏文書にサインをして日本軍が正式に降伏、武装解除に進むことになる。降伏文書を見ると降伏の範囲が緯度経度で示され、北緯30度の十島村口之島以南、東経122度尖閣諸島から東など、第32軍の守備範囲と思われる地域が示されている。口之島から南の十島村の島々は1952年サンフランシスコ講和条約により日本に返還されるまでアメリカ軍の統治下に入った。尖閣については、アメリカは戦後の早い時期に島々の測量を行い実効支配の基礎を築いた。測量はアメリカ海軍が主体となって行い、1951年5万分の1の地図が作成されて、複写が沖縄県立図書館郷土資料室に保管されている。アメリカ政府は、施政権は日本にあるが、主権の帰属は未定との立場をとっている。少なくとも、アメリカ軍は尖閣諸島が琉球(沖縄)の範囲に含まれていると理解していたと言えないだろうか。中国、台湾に配慮して国益を重視する国際関係の冷酷さを垣間見ることができる。さて、降伏文書にサインした納見中将のその後である。納見中将は師団司令部のある宮古島に帰り、1945年12月13日野原越司令部の宿舎で毒を仰ぎ自決した。自決の原因については、納見中将が上海憲兵司令官当時の俘虜取り扱いからBC級戦犯に指定されたからとの記述がみられるが、加えて、陸軍のエリート軍人としての誇りが捕虜となることを避けたためとも思われる。米軍嘉手納基地には1964年に降伏式が行われた場所に記念碑が建立された。降伏碑取材・文/照屋健吉 リアルライブ編集部
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社会 2025年09月07日 09時00分
日本の名目GDP、ドイツに抜かれ4位転落 日本より短い労働時間でも平均賃金が高い理由とは
2023年の名目GDP(国内総生産)で、日本はドイツに抜かれ4位に転落した。理由としては、円安でドル換算した日本のGDPが目減りした影響が大きく、ドイツのインフレもGDPの押し上げ要因となっている。とはいえ、ドイツは労働時間が短いにもかかわらず、日本より高い平均賃金を維持しているのはなぜか。4日放送のテレビ朝日系「モーニングショー」で特集した。1人あたりの平均年間労働時間は、日本1617時間に対してドイツは1331時間。ドイツの労働生産性は日本の1.5倍以上と言われており、労働者が1時間あたりに生み出す付加価値が高い。これが短時間でも高い賃金を支払える基盤となっている。第一生命経済研究所の熊野英生氏は「働き方のメリハリが違っていて、為替要因だけではなく、効率でも日本の働き方が劣っているのではないか」と語る。あるドイツ人ユーチューバーは「ドイツ人は2~3週間の休みを取る。長く休みたいから効率よく仕事しましょうみたいな考え方がある」と語った。日本で長く活動しているドイツ人翻訳家、マライ・メントライン氏は「日本の会議は長い。完璧な形で企画書を出そうとするとか仕事のやり方が丁寧すぎるところもある」と話す。レギュラーコメンテーターの玉川徹氏は「為替のせいにしてはダメ。円が安いというのは日本の国力が落ちているということ。為替調整するために金利を上げたら日本は大不況になる」と分析する。アメリカは少子高齢化には無縁といわれ、中国は高齢化が進んでいるものの10億人以上の人口がいるのでGDPが大きくて当然だ。日本とドイツは少子高齢化という抱えている社会問題が同じだが、これだけ差がつくのは社会のシステムにも大きな違いがある。日本は新卒一括採用で年功序列だが、ドイツはジョブ型雇用。この違いは決定的だ。ジョブ型雇用とは、職務内容(ジョブ)を明確に定義し、その職務に求められるスキルや専門性を持つ人材を、特定の役割と責任に基づいて採用・評価する雇用形態だ。日本の雇用制度では生産性向上のインセンティブが働きにくい。番組コメンテーターの結城東輝弁護士は日本の社会システムが変わるにはまだ20~30年かかると指摘する。「日本も今の20代はジョブ型雇用に変わっている。その人たちが管理職に就いて会社の仕組みを変えるにはまだまだ時間がかかる。相当大きな文化的変換をしなければならない」熊野氏はこれに応じ、次のように付け加えた。「ドイツで『シュレーダー改革』が行われたのが20年前。その構造改革により労働者は成果に応じて稼げるようになった。だから日本が今から改革を始めても成果が出るのは2050年くらい」会社の利益などのうち人件費に回る割合を「労働分配率」と呼ぶが、日本の労働分配率は90年代からずっと下がり続けて今は57.2%だ。ドイツは2000年代後半から持ち直し、今は58.3%になった。そして、日本企業の内部留保は今も右肩上がりで増えており、日本企業が労働者にしっかり利益還元しようとしない姿勢が鮮明になっている。
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大谷翔平、弾丸46号含む3長打2打点も…ドジャースは最下位パイレーツに競り負け、投手陣が計8四球の乱調
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論文作成、仕事の代替、恋愛相談……世界7億人が利用する「チャットGPT」、若者たちの使用方法は
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釧路市長、環境省とメガソーラー問題意見交換 パネル設置規制求める ネット「騒ぎになってからでは遅い」
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伊東市議会、田久保市長に全会一致で不信任案可決 SNS「なんか弱い者いじめの様相になってきた」
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