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M-1準決勝 タイムマシーン3号が突破口つくる

 5年ぶりに復活する漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2015』の準決勝戦が19日、東京・EX THEATER ROPPONGIで行われた。優勝賞金1,000万円を目指して、プロ・アマ問わず3,472組が参加。この日は、8月に開始した1回戦から2回戦、3回戦、準々決勝を勝ち進んだ27組と、無料映像配信サービス・GYAO!での再生回数で1位になったニッポンの社長を加えた全28組が、4分のネタ時間で競い合った。

 トップバッターは、結成わずか2年のニッポンの社長。そこから4組ほどは緊張のせいもあり、やや低空飛行ぎみ。そんな空気を一変させたのは、タイムマシーン3号。所属する太田プロダクションの事務所ライブでも好成績を残しているが、デブの関太、ガリガリの山本浩司の風貌を生かしたネタで、この日初めて拍手付きの笑いをゲットした。

 館内の雰囲気が温まったことによって、囲碁将棋、とろサーモン、銀シャリも大きな笑いを奪うことに成功。知名度も実績もないが、見た目のインパクトだけは桁外れなメイプル超合金も、破壊力抜群のネタで笑いの渦に巻き込んだ。唯一、制限時間を30秒もオーバーしてしまったが、“笑いの預金”は十分保てた。

 第3ブロックでは、“M-1”や“キングオブコント”、“THE MANZAI”で好実績を残したコンビが相次いで登場。コント師のイメージが強いさらば青春の光とジャルジャル、緩和剤的な役割を担うトレンディエンジェル、東京ダイナマイトは安定感で勝負。さらば青春の光は、彼女と結婚をしたい彼氏のネタで、俗にいう“漫才コント”を披露。広いステージを有効的に使ってみせた。

 最後のブロックでは、“オフィス北野の刺客”馬鹿よ貴方はが、館内を不思議な空気で包みこみ、トリは知名度抜群のナイツがしっかり飾った。

 およそ2時間半にわたって繰り広げられた漫才決戦。今年は過去の大会と異なり、終了およそ2時間後に決勝進出者発表会見が開かれ、その模様はGYAO!で生配信された。2015年を最高な形で締めくくることができる8組は、いったいどのコンビか−−。(伊藤雅奈子)

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