問題の写真は6月20日の夜に、現場を目撃した人たちによってツイッターに投稿された。繁華街のド真ん中で10数名の女性が倒れこみ、スカートがめくりあがりパンツが丸見えになっても気づかないほど昏倒した衝撃的な内容は、瞬く間にツイッター上を駆け巡った。現場は警察や救急車も出動する大騒動だったという。この学生は明治大のテニスサークル「クライス」の男子グループと日本女子大の女子グループだったことが判明している。
「当日は、明大の2〜4年男子と日本女子大1年女子が、明大の1年男子と日本女子大先輩女子が、それぞれ歌舞伎町の別の店でコンパをしていたそうです。そこで明大の先輩男子に強い酒を盛られ続けた日本女子大の1年生らが集団昏倒に発展し、女の子のなかには失禁や脱糞をしていたとの噂もあります。クライスは日常的に歌舞伎町で日本女子大らとのコンパを開いていたそうです」(テレビ局関係者)
いまでこそ明大・日本女子大の両校とも事件への学生の関与を公式に認めるコメントを発表したが、その裏では飲み会のメンバー同士が事件翌日、騒動を隠蔽しようと口裏合わせのためにメールを送っていたことが発覚。その内容がネット上に拡散されている。
明大側のリーダー格の男子がメンバー内に送ったメールは「お疲れ様です。本日の飲み会は本女生はいませんでした。いなかったです」と書かれ、最後は「皆さんこれを共有してください」と締めくくられている。
一方で、日本女子大側のリーダー格の先輩女子は「本女生への連絡となります。昨日私は新宿にいて片付けにかけつけた唯一の本女の生徒ということです。そこでいま学生課と連絡を取ったところ以下の3つの指示がされました。2.昨日の出欠の有無の確認(これはみんないなかったということで把握)」とのメールを送っている。
新入生の女子ばかりを酔わせて狙う手口と、後輩を斡旋する先輩女子の存在は、10年前に社会問題となったスーパーフリー事件をほうふつとさせる。騒動はさらに発展しそうだ。(明大昭平)
*画像はyoutubeから