現在、若林がレギュラーでMCを担当しているテレビ朝日系番組『しくじり先生』および『世界ルーツ探検隊』は今年9月までに終了が決定。後番組は若林以外の芸人が担当する番組になる予定だという。もちろん現在レギュラーを務めているいくつかの番組は残るがそれらは全て深夜番組もしくはサブポジションであり若林個人の仕事としては減る見通しである。
今年10月のタイミングで若林のメイン番組が相次いで終了となる理由は明らかになっていないが一部ではオードリーのギャラ問題があるのではないか、とする業界の話もある。
「若林はかつては若手芸人の代表というポジションでしたが既に芸歴20年弱。ベテランになりつつあります。そのため事務所が若林のためにギャラの高いMC番組を用意したのですが、肝心の若林のMCは特に見所もなく非常に地味でテレビ局も他の芸人とセットで番組を作るしかなかった。ようやく局側も若林の実力がわかった、といった感じではないでしょうか」(元構成作家)
その一方、若林は芸人としての評価と反比例するように近年では作家としての活躍が目覚しいという。現に今年7月に発売したエッセイ本「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」(KADOKAWA)は内容、売上ともに好評でベストセラーになる可能性があるため、今後はピースの又吉直樹のように作家として何かの文学賞を目指すため芸人活動セーブするのではないかとの噂もあるという。
また、現在はほぼ休業しているものの若林は俳優としての評価も高いため俳優活動を増やすためレギュラー番組を整理している途中なのではないか、との噂も高いという。
司会としての評価は致命的だが俳優に作家にと「文化人」としては間違いなく「勝ち組」のひとりであるオードリー若林。彼の真の実力が発揮されるのはこれからなのかもしれない。
(文:ラッキーダイアモンド)