体重差約9kgのある市井と対戦したしなし。「折るか、絞め落とす」と公言していた通り、1Rからタックルからの寝技を狙いにいくが、上からの打撃に潰され、なかなかペースを握れない。2Rに入ってもタックルを潰され、女子ルールで反則の顔面パウンドを被弾するなど精彩を欠き、そのまま時間切れ。判定0-2で敗れた。
試合後、しなしはしばらく時間を置いてから報道陣の前に姿を現し「後頭部、顔面へレフェリーの見えないところでたたいてくる。抗議するつもりです」と怒りを露わに。さらに「確信犯だと思います」と厳しく糾弾し「反則する人とは二度とやりたくない」と“絶交”を宣言した。
泥沼化の様相を呈してきたこの試合。キナ臭さがプンプンだ。