1月は、ゴンゴール、トム・ブラウン、ハルカラ、ヤーレンズ、ねじ、ちょむ&マッキー、かぎしっぽ、どきどきキャンプ、Hi-Hi、ハマカーンが出演した。
出演芸人の中で、注目すべき芸人は3組。
まずは、8点を獲得し3位にランクインしたハルカラ。浜名ランチと和泉杏が組む女性コンビで、今回のライブでは昨年大ヒットしたアニメ映画「アナと雪の女王」の主題歌「Let it Go 〜ありのままで〜」のPVを、“アナログ特殊効果”で再現した。エルサ役を演じる浜名が、「ありの〜♪」と歌い始め、PVと同様に手を出すと、黒子役の和泉が氷柱(布のようなモノ)を再現。面白い発想で、シュールな笑いを生んだ。
次は、9点を獲得し2位にランクインした、ねじ。コントの設定は会社のオフィスで、面倒見の良い先輩OLを演じる佐々木ユーキが、残業中の後輩社員を演じる瀬下翔太に対して、異常に世話を焼くというコントを披露。佐々木は「コーヒーの差し入れ買ってきたぞ。感謝しなさい」、「あなたは、この会社で私がいなかったら何も出来ない。感謝しなさい」と何かと後輩に「感謝しなさい」と要求。しかも、「感謝しなさい」というセリフが非常に腹の立つイントネーションで、笑いをとった。全体を通してコントのストーリーもしっかり練られており、見物だった。
3組目は、10点を獲得し見事1位に輝いたヤーレンズ。ボケの楢原真樹とツッコミの出井隼之介が組む漫才コンビで、楢原のトリッキー且つ適当なボケが売りだ。当ライブのバトルに勝ちたいという話題では、楢原が「どう最近勝った!?」という適当なボケをカマすだけでなく、「稲でもいいよ」「反感でも良いし」「大外でも良いし」と“かる”違いを連発。その後、落ち着いて話すかと思いきや「今ひま?」などと、相方に肩を揉ませるなどやりたい放題。観客は、楢原が放つ異次元のボケに爆笑。他にも4分のネタの間に、様々な話題のネタを盛り込むなど、飽きさせない構成だった。
11月まで激戦が続く「ケイダッシュライブブレイク〜Road to December〜」。果たして、チャンピオンに輝くのは一体どの芸人なのか!? 大注目だ!