オオグソクムシは近年、テレビやインターネットを中心とする各メディアで、深海にスポットを当てた番組や企画が人気を集めており、その中でもオオグソクムシは“深海のアイドル”と呼ばれ、その変わった見栄えと何も食べないでも生きていられる不思議な生態から高い注目と人気を集めている。
世紀の大発見「アルビノオオグソクムシ(白いオオグソクムシ)」を展示しているヨコハマおもしろ水族館(神奈川県 横浜市)では、オオグソクムシ素揚げ試食イベントを実施しているが、オープン前から大行列ができるほどの人気ぶりである。
そんなオオグソクムシも、従来の漁業では産業利用されることなく廃棄されている。今回、“焼津の深海おじさん”こと、長兼丸船長の長谷川久志さんとヨコハマおもしろ水族館の深海プロジェクト ディレクターを務める息子の一孝さん、お煎餅の老舗メーカーである山喜本舗によって新たな海洋資源として見直し、焼津の名物土産へと活用していく。肝心のオオグソクムシの味は、エビやカニの旨味を凝縮したような濃厚な味だそうで、気になる方はニコニコ超会議2015にて要チェックだ。煎餅の販売他、オオグソクムシのグッズなども販売、長兼丸の長谷川さん親子も来場予定。気になるけど、ニコニコ超会議2015に行けないという方は、4/29からの一般発売にて山喜本舗の各店舗・お土産屋、ヨコハマおもしろ水族館にて手に入れることができる。
最新情報などはTwiiter公式アカウント 深海プロジェクト【@shinkaiproject】 にて配信。