「中野美奈子アナに負けていないルックス、高島彩アナに匹敵するアナウンサー技術がある。話に落ち着きと艶があり、ウィットに富んでいる。タレントになっても絶対に成功する」(フジ関係者)
加藤アナを絶賛する声はこれだけではない。
「目は大きく、肩まで垂らしたセミロングの黒髪が印象的です。見た目は、ハデだが全くイヤミのない美人。フジの女子アナにまったくいなかったタイプで、先輩アナに危機感を与えるはず」(同局編成マン)
埼玉県出身の彼女は国立音大卒。幼少の頃からピアノを習い、約17年間にわたり、ピアノや声楽、オーボエ、三味線などを完全習得したお嬢様だという。アナウンサーの訓練を受けたことは一度もないそうだ。各局から内定をもらった加藤アナがフジに行く決断をするまではちょっとした騒動になったらしい。
「内定を出した日テレとテレ朝は人事担当者が、彼女の気持ちを何とか翻意させようと必死でした。特に最初に内定を出した日テレはそのために1人の内定候補者を落としている。他局に逃げられたとあってはメンツが立たない。また、テレ東は途中で受けるのを辞退してしまったそうです」(テレビ関係者)
興味深いのは、NHKは書類で落とされてしまったということ。それを本人はネタにしていると言うから肝が座っている。
加藤アナの出現に警戒心を強めているのは、やはり日テレのようだ。
「ここに来てようやく葉山エレーヌアナ、宮崎宣子アナ、夏目三久アナらと“アイドル・アナ”路線が固まった矢先に彼女を出されては厳しい。彼女の実力は知っているわけだし」(日テレ関係者)
彼女の存在を恐れているのは、フジの先輩アナも同様だという。
「現在、崖っぷちと言われている戸部洋子アナ、中村仁美アナ、ポストアヤパンと言われながら男性スキャンダルでコケてしまった平井理央アナ、松尾翠アナらがそうです。そっくりポジションを奪われる可能性が高い。下手をすればアナウンス部を異動になるかもしれない」(フジ関係者)
後は、“男性スキャンダル”でコケないことを願うばかりだが…。
加藤アナのデビューは26日に放映される「27時間テレビ!みんなの笑顔のひょうきん夢列島」。いよいよ大型新人がベールを脱ぐ。