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全日本 諏訪魔 船木は敵だ!!

 諏訪魔が船木誠勝との一騎打ちと世代闘争をブチ上げた。

 諏訪魔と船木は同じ全日本プロレス本隊ながら、10・11後楽園大会で緊張関係が表面化した。
 2人はタッグを組み、鈴木みのる&高山善廣と対戦。高山のエベレスト・ジャーマンに沈み、プロレス復帰後初めてピンフォール負けを喫した船木は、諏訪魔に「申し訳ないです」と頭を下げて握手を求めたが、諏訪魔はこれを拒否。2人の睨み合いはしばらく続いた。
 諏訪魔が反発するのには理由がある。復帰以来、船木に対するファンの関心は強まる一方で、どの会場でも高い人気を集めている。マスコミの注目度も高い。新時代の旗手として常に全日本の活性化を考えている諏訪魔にすれば、突然現れた武藤世代の人間が大きくクローズアップされることは、面白くないに決まっている。
 「いきなり俺の目の前に立たれて日照権を奪われた感じ。やりづらいし、目ざわり。俺のやりたいプロレスができない」

 さらに「武藤さんと同世代であっても、船木さんはプロレスのキャリアがない分、プロレスは出来ていない」とバッサリと斬り捨てた諏訪魔。だが、10・20長崎五島大会で、6人タッグで初めて船木と対戦すると「グランドをはじめ、船木さんの秀でている部分がいろいろと見えた。戦ってみて分析できた」と認識を新たにした。
 一方で「俺のほうが勝っている部分が多い」と自尊心を強めるのは、諏訪魔がムキになっている表れであり、試合後には船木と激しく張り合っている。そして口を突いて出てきたのは「早くシングルでやらせろ」という言葉だ。
 ただし、標的は船木だけではない。「船木さんもそう、俺の目の前に立つチャンピオン(小島聡)もそう。上の世代を全部ぶっ潰す。俺だけでなく、河野、浜もどんどん自己主張するべき。俺ら若い世代が目立って、主役になっていかないと全日本の新陳代謝は進まない」。
 全日本の未来を切り開くために、諏訪魔は世代闘争を仕掛けるつもりだ。

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