ゴールを数日後に控え日本テレビではゴールする瞬間を生放送する特別番組を組むなど、様々なアピールをしているが、マスコミのプッシュぶりと比べ、世間ではイマイチ盛り上がりに欠けるとか、関心が薄い気がしてならない。一体なぜだろうか?
放送業界に長く身を置いた、元プロデューサーのGさんはこう語る。
「寛平さんのマラソンに対する熱意や頑張りは確かに称賛に値するのですが、いかんせん、周りの持ちあげ方が良くないと思います。公式HPを見ればわかるのですがこのアースマラソンにはたくさんの協賛がついていますよね。寛平さん自身は純粋にマラソンを楽しみたいのでしょうが、スポンサーがつく事によって変にお金の匂いがしてしまい嫌悪感を抱く人も多くいると思います」
なるほど。確かにHPではたくさんの企業の名前がある。しかし、それが関心の低さの決定的な要因とは思えない。あの24時間テレビも偽善的だという意見もあるが、なんだかんだで成功を収めているじゃないか。
「そもそも世間では、アースマラソンがなんなのかがイマイチ伝わってないような気がします。コンセプトが理屈っぽいんですよ。また、寛平さん自身はツイッターや動画配信などでPRをしていますが、この企画は2年以上の長丁場。小まめにチェックしてる人はあまりいなさそうですしね」
また、Gさんは寛平さんのツイッターに対しこう語る。
「これは寛平さんのいいところではあるのですが、ひたすらに明るく元気にギャグを踏まえてつぶやいてますよね。それが見方によっては軽い感じに見えちゃう場合もある。特に若い世代は全盛期の寛平さんのエキセントリックさを知らないから、芸人と言うよりマラソン好きの楽しいおっちゃん程度の認識しかない人もいるらしいです…。あと、これは完全に余談なのですが寛平さんのツイッターには画像が一切添付されてませんよね。リアルタイムで寛平さんの動向が知りたい人は画像も一緒に見たかったんじゃないかなぁ? 何故スタッフは誰も指摘してやらなかったのかと(笑)」
なるほど! 確かに! しかし、泣いても笑ってもゴールは目前。ゴールした後の、寛平さんはバラエティーに、イベントに、そして「いいとも」でタモリさんとの猿芝居にと引っ張りダコになることだろう! ガンバレ寛平さん!!