大宮ソニックシティで行われた三浦のライブに、岡村がダンサーとして参加。この日、会場に訪れた三浦のファンは思わぬコラボに大いに盛り上がった。
近年、番組内容の質の低下や低視聴率、打ち切りの噂などよくない話題ばかりの同番組だが、「和製マイケル・ジャクソン」とも評価される三浦とのコラボレーションは話題となり、三浦の知名度がさらに上昇するきっかけになった。
現在は、ソロで活動を続け、同番組ではグラミー賞に最も近い日本人とも評された三浦であるが、彼の歩んできた芸能人生は決して順風満帆ではない。
1997年、三浦は10歳のときに「Folder」のメインボーカルとしてメジャーデビュー。しかし、変声期が原因でグループを脱退することになる。変声期が終わり、ソロ活動を始めたが音楽活動は順調とはいえず、発売したCDもランキングで上位を記録できない日々が続いた。
現在は、大勢のファンを獲得できるほどの歌手となった三浦だが、ブレイクする前から三浦を評価するアーティストは多かった。MisiaやKICK THE CAN CREWのKREVA、w-inds.の橘慶太などが三浦の才能を評価し、歌手ではない笑福亭鶴瓶も、三浦がグラミー賞に一番近いと評価している。
ヒットに恵まれなかった三浦であるが、仮面ライダーエグゼイド(テレビ朝日系)の主題歌となった「EXCITE」でオリコン第1位を獲得。2017年には、代々木第一体育館で行われたライブで12000人の動員数を記録した。
同番組では、三浦のファンである平野ノラも出演しており「もっと評価されるべき!」と発言した。デビュー当初に大ヒットを記録し時間の経過と共に消えてしまう歌手は多いが、時間を要してブレイクした三浦は、この先も評価されていくだろう。